祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

金子千尋

~オリックス、楽天に勝利! の巻~

 リベンジ

楽天との首位攻防第1ラウンド。

屈辱の3連敗から1カ月。
待ちに待ったリベンジの機会が、やっと到来。

そして、
その初戦に、
オリックス、きっちりと勝利しました。

まだ対楽天戦の負け越し2つ。
これで満足とはいきませんが、
少しは溜飲を下げることができました。



 エース・金子千尋

先陣は、
もちろん、金子千尋。
4月だけで4勝と、エースが復活。
中5日を3回続け、この試合に合わせてきました

報道によると、
一週間で4試合しかなかった4月の半ば(草薙・東京ドームでの日ハム・ロッテ戦)、
福良は金子をいったん抹消し、
翌週から、6連戦頭の火曜に金子をもっていく予定も、登録抹消を当の金子が固辞。
それなら中5日で回してほしいとの要望が金子からあったとのことです。

金子の心意気に応えた福良
しっかりと結果を残し続けた金子
いい信頼関係が築けています。

その中5日もこの楽天戦が最後。
「(疲労は)あってもあるとは言わないですけど。」と独特の言い回しで報道陣に答えた金子。
エースとしてのプライドが、過酷なローテを選択させたのでしょう。



 大事な試合

その金子。
序盤こそは制球の乱れがあったものの、
カット、ツーシーム、チェンジアップを低めに集め、内野ゴロの山を築きます。

安定して観ていられました。

7回の島内、
8回のウィーラーの当たりに肝を冷やすも、
あと一伸びが足らなかったのは、金子の覚悟の力でしょう。

大事なところで勝てないと叩かれることの多かった金子ですが、
今日はまさにその大事な試合。
そこで勝てたことと、
この試合にいたるまでの金子の覚悟を考えると、
金子、
ピッチャーとして、エースとして、
もうワンランク大きくなった印象です。



 T-岡田

打線はTと中島の2者連続アーチで先制。
Tは腕をうまく畳み、
中島はど真ん中をしっかりと捉えました。

相手先発の辛島もよかっただけに、
この両者の本塁打は非常に大きかった。

Tはこれでホームランダービー単独トップ
相手投手がTを怖がりはじめ、四球も増えてきました。

秋、春と、誰よりも練習してきたTの活躍
拍手しかありません。



 武田健吾

今日は相手が左腕ということもあり、
駿太を外して武田が先発

すでに1か月が過ぎましたが、
じつは相手先発がサウスポーだったのは、これがまだ3試合目(そのうち今日の先発・辛島が2試合)。
その3試合すべて駿太(西野も)を外しています。

成長著しい駿太を外した今日の試合、
代役の武田が猛打賞の大活躍。
ここでも福良采配が大成功です。

最初の打席は三塁前ボテボテの当たりで一塁にヘッドスライディング。
2打席目はライト前、
九回は二死一三塁で、ライト前。
貴重な4点目を挙げました。

守備はもともといい武田。
これからも駿太との併用が続きそうです(宮崎の調子が落ちればその代わりも)。



抱擁

その武田の貴重な1点で、金子はお役御免かと思ったところ、
九回のマウンドにも金子が。

八回のペゲーロの打席で抑えがきかなくなっていた印象でしたので、この続投は驚きました。
金子の責任感と平野の不調といった理由からでしょうが、
3点差となったので、
ここは素直に、平野に前回の汚名返上の機会を与えたほうがよかった気がしました。

疲労困憊の金子が二者連続フォアボールとピンチを招くも、
後を継いだ平野が、
エースの残したランナーを一人も返さぬパーフェクトピッチでゲームセット

試合後の金子と平野の抱擁が微笑ましかった。

さあ、
まずは1勝。
上述しましたが、まだ負け越しが2つ。

2戦目は、左のエース・松葉。
相手は同期の則本。
相手に不足なし。

リベンジは、
まだ、始まったばかりです。




-金子千尋
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