~オリックス・金子&伊藤、今季初勝利! の巻~
金子千尋、初勝利
オリックスのエース・金子千尋が、今季初勝利。
しかも無四球完封。
なんとか4月中に勝ち星をあげることができました。
相手先発が安楽だったので、金子のピッチングができればとの期待はあったものの、
オリックス打線がいつものように沈黙。
嫌な雰囲気も漂っていたなか、エースは耐え、抑え込みました。
勝ち星ももちろん嬉しいですが、無四球というのが一番。
だから、109球という少ない球数で済みました。
いかに四球が金子自身の首を絞めていたかがよくわかります。
伊藤光、初勝利
もう一人、
負の呪いから解放されたのが、伊藤光。
前回の金子登板時は配球を指摘されファーム落ちの真っ最中。
戻ってきてすぐに金子が投げる今日の先発マスクを託されたところに、首脳陣の伊藤への期待の高さを感じます。
完封後マウンドに駆け寄り、マスクを脱いで大きく一息ついた伊藤。
いままでの苦しみの深さがよくわかる一コマでした。
低迷するチーム。
正捕手として、選手会長として、きつい立場に置かれている伊藤ですが、
ファンはその復活を待っています。
久しぶりに伊藤の笑顔をみました。
四番・T-岡田
本日一番のサプライズは、これ。
四番・T-岡田。
自ら掴み取った四番ではなく消去法の結果としての四番とはいえ、懐かしさを感じました。
本塁打王を獲得したあの頃、
岡田監督からお仕置きをうけていたあの頃、
この光景が普通でした。
今日は結果は出ませんでしたが、いい当たりもありました。
このまま四番・Tを続けていくのか。
負荷
私としては、
精神面が課題のTに四番という負荷をあえてかけ続けることで、脱皮を促すようにもっていってほしいと思っています。
もちろん、
モレルやボグセビック、あるいは中島、ブランコなど四番を打つにふさわしい選手たちがその実力を存分に発揮しているのであれば、彼らに任すのが最適。
しかし、そうでない現状があるのであれば、Tに四番を打たせるのも十分にあり。
これでだめなら、ほんとに終わりという意味も込めて。
エースの完封勝利で、長いトンネルからようやく抜けられた気がします。
明日のオリックスの先発は西。
連勝といきたいところです。