祈優勝! オリックスバファローズ

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金子千尋

~オリックス・金子千尋、攝津正との符合 の巻~




減俸制限超え

 オリックスの金子千尋投手(34)が、球団から野球協約で定められた減額制限(1億円超は40%)を大幅に超える減俸提示を受けていたことが30日、分かった。14年オフに4年総額20億円の契約を結び、契約最終年の今季年俸は5億円。2億円以上のダウンが提示されたとみられる。

今季は17試合に登板し4勝7敗、防御率3・87。8月に首から背中にかけての強い張りで出場選手登録を抹消され、シーズンを終えた。故障者特例措置により自身2度目のFA権を取得した。球団側はこの4年で30勝30敗という成績も含めて判断し、今回の提示を行ったが、球団幹部は「来季以降もチームの戦力として期待している」と説明。FA権行使も含めて、右腕の決断に委ねられる。(スポーツ報知)

年俸5億から協約内の40%ダウンだと2億ダウンで年俸3億円。

契約後4年で30勝30敗の成績は、年平均7.5勝。
もちろん3億円という額に似合うものではなく、小谷野・中島の前例通りに複数年契約期間トータルでの評価でみればさらなるダウンは必然。

金子に関しては生え抜きであり、中島よりは甘めにみたとしても。



攝津正

沢村賞右腕、34歳の金子千尋(11月8日に35歳に)。
技巧派型の右腕として同じく沢村賞を受賞し、なにかと比較されることの多かったソフトバンク・攝津正が本日ソフトバンクから戦力外通告

攝津は金子より一つ上の36歳。
33歳:10勝7敗
34歳:2勝2敗
35歳:0勝2敗
36歳:2勝4敗。

ストレートの球威が加齢に伴い落ち
そのせいで、ストレートあっての変化球が全く活きない
それは攝津の決め球、シンカーすらも。

また、
球速低下を補えるだけの制球力が攝津の武器であったものの、
与四球率は成績低下と比例するかのように年々悪化

攝津の与四球率
33歳:3.01
34歳:3.16
35歳:3.21
36歳:5.47
※沢村賞受賞年:2.51



金子千尋

翻って、金子。

上段の「攝津」の部分を「金子」に入れ替えるだけでよく
つまり、
感じていたこととはいえ、攝津と同じ道を辿っているということ。

33歳:7勝9敗
34歳:12勝8敗
35歳:4勝7敗
36歳:--。

そして金子の与四球率
(32歳:1.74)
33歳:3.27
34歳:2.73(パリーグ最多与四球)
35歳:3.15
36歳:--。
※沢村賞受賞年:1.97



「来季以降もチームの戦力として期待している」

中島もそうですが、「来季以降もチームの戦力として期待している」からの契約提示。

しかし、
「戦力」とは期待しても、
「エース」「先発の柱」もしくは「先発」としても厳しく。

長くチームを支えてきた功労者ゆえに、復活を心から願ってはいるのですが…。



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