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岸田護

~オリックス、岸田護投手コーチ・小谷野栄一打撃コーチ始動 の巻~




岸田護投手コーチ

今季パ・リーグの最下位に終わったオリックスの秋季キャンプが2日から始まった。投手は大阪、野手は高知での分離キャンプとなり、舞洲のオセアンバファローズスタジアムで始まった投手キャンプでは、今季限りで現役を引退した岸田護2軍投手コーチも“デビュー”した。
ブルペンでは榊原らの投球を見守り、4年目右腕の吉田凌の投球を直接捕球する際には「うわ、良いよ~。(直球の威力で)刺された」と誉めながら指導する一幕も。岸田コーチは「みんな良く見えますね。さすがにみんな球が強い」と、奮闘する後輩達を頼もしげに見つめた。

自らの引退試合で、「これからオリックスは強くなります」とあいさつし、後輩たちにエールを送った場面はファンの感動を呼んだ。今度は、その後輩たちの成長を助ける役割となった。「分からないことだらけですし、まずはじっくり選手を見ることから始めます」と、選手と綿密なコミュニケーションを取って、二人三脚でオリックス再建を支えるつもりだ。(スポニチ)

オリックス一筋で現役生活に終止符を打った岸田護が投手コーチとしてデビュー。
ユニフォームも周りの仲間・環境は変わらねど、立場が変われば見える景色は異なり。



利点

分離キャンプの利点は、担当コーチが一二軍の垣根なく一堂に会するところ。

来季からヘッドも兼任することとなった高山を筆頭に育成担当の酒井までが舞洲に集まる。
そのなかに岸田も加わりますが、全コーチの指導法を間近で見ることができる利点は新人コーチの岸田にとってはかなり大きいのでは。

人間的魅力に器量の大きさは後輩の証言ですでに証明済み。
あとは指導力。

先発にセットアッパー、クローザーを務めた経歴。
さらには悩まされ続けてきた故障との付き合い方。
そして一二軍両方の経験。

同じ道を辿ってきた小松聖同様、いいコーチになってくれるはずです。



小谷野栄一打撃コーチ

こちらもオリックスでは新任コーチ。

オリックスに1年ぶりに復帰した小谷野栄一2軍打撃コーチ(39)が30日、大阪・此花区のオセアンバファローズスタジアム舞洲を訪れ、秋季練習中のチームに着任のあいさつを行った。

オリックスの現役時代は頼れる兄貴分として信頼された存在で「またコヤジイと呼ばれるね」と懐かしい呼称を歓迎。「常に選手から学ぶ姿勢を忘れずにいたい」と力を込めた。

楽天1軍打撃コーチを務めた今季は、高卒4年目の堀内らの練習に熱心に付き添い、不調のブラッシュを救う助言を送るなど、チームをAクラスに押し上げる新戦力を支えた。この秋からは1軍に送り出す戦力育成が仕事となる。「選手の性格、人間性を知ってから取り組んでいかないと。1軍にいたときも、自分の子どものように、と思ってやっていましたけど、よりそういうような思いでやっていかなければと思います」と選手に向き合う。また投手陣には、1軍打撃コーチとしての対戦経験から得た助言も送る。

「互いに納得して一緒に築き上げていく。常に同じ目線、立ち位置でいたい」。本格指導は11月2日の高知キャンプから。太田、宜保ら伸び盛りの有望株が、コヤジイコーチの指導を待っている。(日刊スポーツ)

心のこもった引退セレモニーから即の同一リーグ楽天でのコーチ就任。
あんな立派なセレモニーをしてもらって云々と不平の声も聞きましたが、引退セレモニーはそれまでのチームへの貢献に対するもので、その後のことは当然に別の話。



最善の形

親友の平石に請われての楽天入り。
その平石が石井に切られ腹心の小谷野もサヨナラ。

そこに声をかけたのが小谷野の恩師・福良淳一

コーチ一年目は誰にとっても難しく、しかも楽天という縁故のない全く見知らぬ環境であればさらに。
ここでの苦労は小谷野にとって大きな勉強となったはず。

コーチとしての修行期間ともいえる一年目をよそのチームで経験してもらい、コーチ業とは何たるかを学んだあとで戻ってきてもらう。
昨年小谷野にコーチ就任を依頼していたかどうかは分かりませんが、結果としてオリックスにとって最善の形となったのでは。

楽しみなコーチが、戻ってきてくれました。





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