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北川博敏

~オリックス、高橋・北川打撃コーチ退団 の巻~

,253と499

7人に戦力外通告がなされた同日、
二人のコーチの退団が発表されました。
今季から就任の、高橋慶彦・北川博敏の両打撃コーチです。

チーム総得点は12球団最少の499
チーム打率はリーグ最低の,253
数字だけみれば、さもありなんというところでしょう。
ただ、得点に関しては、
福良のバント最重視の采配では、低くなることは明らかなので、打撃コーチのせいと一概には言えないでしょうが。

選手個々でみると、
高橋慶彦が重点的にかかわったとされる糸井は二年ぶりの三割復帰を果たし、
高橋の提案とされるバスター打法を習得した若月の開眼、
Tの二年ぶりの20号、
中島の復活と、それなりの結果を残した印象も持ちます。

ただ、
Tや中島に関しては、ファームでの指導が奏功したともとれ、
なかなか評価の難しいところです。




フロントの迷走

高橋に関しては、
今秋、駿太のスイッチ転向を一からお願いしたいと思っていました。
二軍への配置転換はあるかなと思っていましたが、
もったいない感じはしています。

北川については、これはもうフロントのミス
引退後、ファームで一年打撃コーチを務めたあと、
オリックスの事業本部企画事業部プロジェクトマネジャー(PM)に転身。
天性の明るい性格を生かし、広告塔の役割を任されていましたが、
これを僅か一年で終え、
一軍の打撃コーチに昇進。
現場を離れていたにもかかわらず。
二軍ならまだ分かるのですが、なぜいきなり一軍?と訝しんだものです。
厳しいとされる高橋と、選手との緩衝材的役割が北川のメインの仕事となるのかと思っていましたが、
そんな役割は、
アマチュアならまだしも、上を目指すチームには必要なく、
この決定は仕方ないでしょう。
二軍コーチ時代も選手が育った印象もないですし。

ただ、
フロントの迷走に引き回された被害者ともいえます。

この稀有なキャラクターは、
オリックスにとって貴重な人材であることは確か。
人望もありますしね。
二軍もしくは三軍のコーチとして、もしくは前職のPMとして、
これからもオリックスのために尽力してほしいですね。




後任

その後任として、
前阪神のコーチで、現在はオリックスのスコアラーをしている高橋光信や、
ファームから下山真二の昇格が噂されています。

う~ん、どうなんでしょう。
この二人、サブの打撃コーチ(今季の北川の役割)ならばまだよいと思うのですが、
メインとしてはさすがに厳しいというか不安。

ここは、高橋慶彦に負けぬ実績を誇るあの人を、是が非とも呼び戻したい。
もちろん、この方、
ミスターブルーウェーブ・藤井康雄

ソフトバンクの歴史的V逸あり、誰かが詰め腹を切らされるのは明らか。
前ソフトバンク監督の秋山が招聘したとされる藤井。
優勝を逃し、秋山もいなくなったいま、
オリックス復帰のタイミングとしては、まさにいま

オリックスファンの宿願ともいえる藤井の復帰。
今後どうなるかはわかりませんが、
高橋・北川の退団により、
その可能性が出てきたことは確かです。

もう一人の候補は、一年の休養を終えた、
オリックスOB・谷佳知
その打撃技術は高いものがあります。

ただ、こちらは、
一軍サブ・もしくは二軍からのスタートで。

打撃部門の責任をとっての二人の退団となると、
今後、
投手部門・バッテリー部門にもメスが入りそうです。

とくに投手部門、
こちらも西の方から、オリックスOBの御大に復帰してもらい、
後輩の福良をぜひとも支えていただきたい。




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