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近藤大亮

~オリックス・近藤大亮、ブルペン陣のリーダーに の巻~




近藤大亮

 オリックスの近藤大亮投手(27)が12日、大阪・舞洲の青濤館で2度目の契約更改交渉に臨み、10%アップ、350万増の年俸3850万円でサインした。「(提示も)少し配慮していただきました」。11月30日の交渉は保留。中継ぎ陣の地位向上について球団と話し合った。「(球団も)来年は中継ぎ陣の指標を作ってもらって、評価していただけるようにはなるみたいです。今まで勝ち試合しか評価されていなかった。モチベーションを上げられるように意見を言わせていただきました」と説明した。

今季は52試合を投げ、3勝3敗9ホールド、防御率3・33。2年連続の50試合以上登板となった。

「今年の漢字」が「災」と発表されたが、近藤の「今年の漢字」は「『悔』ですね。チームも4位でCSにいけなかった。自分としても悔しい1年」と振り返った。来季はブルペン陣のリーダー役に名乗りを上げ「今年は中継ぎ陣一丸となって戦おうという気持ちが強かった。僕たちがチームを支える」と力強かった。(スポーツ報知)

前回は現状維持提示。
今回は10%アップ。

ゴネ得ではなく、近藤が前回の契約交渉時に訴えた中継ぎ指標の修正が施されたものでしょう。



新指標

「勝ち試合で投げないと評価されないとなれば、負け試合で投げる投手のモチベーションが上がらない」と前回保留時に語っていましたが、
セットアッパーにビハインド時と、いろいろな場面で投げてきた近藤ならではの重みのあることば。

本来ならば近藤には黒木とともにセットアッパーを担って欲しかったものの、オープン戦から調子が上がらず。
ただその結果として近藤が敗戦処理を経験したことで、中継ぎ陣の新しい指標が生まれ、負け試合の登板でも評価されることに

いままで「勝ち試合しか評価されていなかった」ことが不思議ではありますが…。



リーダー

「年齢的にも、自分が年下の選手の面倒を見ないといけない」(日刊スポーツ)とブルペン陣のリーダーに名乗りを上げた近藤。
ただ、上記の中継ぎ陣全体のことを考えての交渉をみると、すでにその役割を果たしている気がします。

ファン思いで明るい近藤大亮の周りには、選手・ファンとも多くの人が集まります。

誤審騒動の後も一言も愚痴をこぼさなかったその態度、そして人間性も立派の一言。

役割が異なるためどうしても別れてしまいますが、
ブルペン陣のみならず先発陣も含めて、つまり投手陣のリーダーになってほしい選手。
西に金子が抜けたいま、そこを任せたい。
そう思うくらいの選手です。



平野佳寿

昨年までブルペン陣のリーダーだった平野佳寿
帰国後は京都府庁を訪れるなど大忙し。

大谷の陰に隠れた感はあるものの、
素晴らしい活躍をみせてくれました。

平野の所属するダイヤモンドバックスは、今季途中までクローザーを務めたボッグスバーガーを放出。
またメジャー屈指の一塁手、ポール・ゴールドシュミットもトレードに出すなど、流行りの「解体」に乗り出した感あり。

最終盤はクローザーを務め、3セーブを挙げた平野。
来季はどちらになるでしょう。
いずれにせよ、来季も楽しみです。




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