祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

紅林弘太郎

~オリックス、紅林弘太郎のツーランで関西ダービー勝ち越す! の巻~




紅林弘太郎

同点の八回表。
一死からTがレフト前にもっていき、バッターは七番に上がった紅林弘太郎

セットアッパーの岩崎が投じた4球目の真っすぐ。
紅林バット一閃、打球を追うことなく、打たれた瞬間がくりと肩を落とした岩崎。
打球は岩崎の予測通り、そのままバックスクリーン横に飛び込み、オリックスにとって非常に貴重な勝ち越し弾となりました。

このカードで計7打点を荒稼ぎの紅林。
2年前あと一歩届かなかった聖地で、オリックスのプロスペクトが躍動しました。



大型遊撃手

宮城同様、まだ19歳の紅林。
186㎝の大型遊撃手というNPBでは稀有なプレイヤーがいま生まれようとしています。

キャンプでその長打力以上にある意味驚いたのが、スケールアップした体躯
現早大監督の小宮山悟が解説者をしていた数年前、オリックスの選手を観て不思議がっていたのがその体の細さ。
野球だけやれる環境で体が大きくならないことに首を傾げていましたが、それはファンも同じく。

オリックスの選手には珍しいこの一点だけでも紅林の違い、意識の高さを感じた今春。
それでもこんなに早く出てくるとは思わず。
自らの不明を恥じるばかり。



山崎のツーベース

先発は山崎福也
立ち上がり、阪神の誇る和製大砲に2発を食らい3失点も、そこから粘り、この粘りが逆転勝利に繋がりました。

しかしそのピッチングよりも目を引いたのは、福田の同点打を呼んだツーベース
スイングの速さ、角度、フォローの大きさ、さすがセンバツ最多安打の記録保持者
名は伏せますが左打ちの控え外野手よりも普通に数字を残せそう。

逃げの投球で強制帰還を命じられていた数年前、野手不足もあり、ここでも野手転向を提案していましたが、それが現実となっていたならば果たしていま山崎はどうなっていたか。
あえて想像したくなるくらいの打撃でした。



一体感

その山崎が同点で降り、六回のマウンドを譲ったのは比嘉幹貴
この試合のように大事な場面で投げたり大差の場面で投げたりと起用法が一定しませんが、この比嘉の起用法を観ていると、あえて勝ちパターン負けパターンの区別をつけていないのではと最近思うようになりました。

区別をつけないことの欠点は調整の難しさ。
その長所はブルペン陣の一体感が生まれるということ。

実際は分からないところですが。



村西初勝利

六回以降を比嘉→富山→村西→ヒギンス、そして最後に能見と繋いでゼロリレー。
九回終了の今季、代えるべきところで惜しみなく投手を起用していくべきで、それを実行し始めてリリーフ陣の防御率は改善。

そのなかで村西良太に勝ち星が付き、プロ初勝利
来年は佐藤輝明と対決できるような投手になってほしい。

このカード2試合登板の能見篤史はともに失点0。
他球団に厳しい阪神ファンからの拍手がその人間性を表しています。
そしてそのボールで自らの実力を。



勝ち越し

いきなりの3点ビハインドからの逆転劇。
タイムリー2本に犠飛で追いつき、その間投手が辛抱し、一発で勝ち越しダメを押す。
強いチームの勝ち方。

これで関西ダービー勝ち越し、2カード連続勝ち越し
非常に価値の高い逆転勝ち。

そして、いい試合でした。




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