祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

黒木優太

~オリックス、オープン戦3位 の巻~

3位

オープン戦最終戦、対阪神。
昨夜のサヨナラ負けで阪神に2連敗。
ここで負けるようだと、最悪の雰囲気での開幕となるところでしたが、
西の好投、西野の活躍もあり、阪神に4-2で勝利
オープン戦を9勝5敗2分けの3位で終えました。

昨年のオープン戦は、2分けを挟んで6連敗でフィニッシュ。
吉田正尚の駆け込み一軍が唯一の明るい話題で、どんよりとした重たい空気のままシーズンインしたことを思い出します(と書きましたが、無失点でオープン戦を駆け抜けたコーディエも、当時は希望の星でした…)。

オープン戦は結果よりも内容ですが、
いまのオリックスに最も必要なのは、結果。
すなわち結果とは勝利です。

16試合を戦い貯金は4。
これを9倍すると、144試合で貯金36。

…、優勝です。




 2.04

キャンプ時から評価の高かった投手陣が期待通りの結果を残したのが、好成績の最大の要因でしょう。

チーム防御率は、12球団中2位の2.04
金子、ディクソン、西の三本柱が仕上がり途上でこれですから、かなり期待がもてます。
また、オープン戦序盤は心配された中継ぎ陣も徐々に整備。
その中核にいる、ドラ2の黒木とドラ8の澤田は今日も好投

ここに、
WBCでその名を世に知らしめた平野が加わるわけですから、
かなり質の高い投手陣ができたのではないでしょうか。




 心配

その投手陣に比べ、心配なのが打撃陣。

今日も懸案のTは結果を残せず、打率は,216。
吉田も戻ってこれず
好調だったロメロも開幕を前にして急停止(モレル、ボグと同じ曲線を描いているのがなにげに怖い)。

武田、奥浪、園部ら若手の台頭を待ち望んでいたものの、
彼らの主戦場はいまだファーム。

厳しい戦いが予想されます。



 スモールベースボール

となると、
足を使う、
犠打をしっかり決める、といったスモールベースボールが今季のオリックスの目指すべき野球

いまのところ、その点は、
昨年より総じて成功率が高い気がします。

それができていたのが今日の4回裏の攻撃
二死から安達がヒットで出てすかさず盗塁。
次打者西野が、安達がスコアリングポジションに進んだことで前に出てきた阪神外野陣の頭を越すスリーベースを放ち追加点を奪う。
相手にダメージを与える、効果的な攻撃でした。

そこに、
オリックスが誇る和製大砲、吉田とTが大きいのを放てば、凹凸のある面白い攻撃ができるのですが…。

今日も初回、
一点を先行したあとの一死満塁という大チャンスで打席に入ったT‐岡田
ここで打てれば、試合の大勢はオリックスに傾くところでしたが、きょうも不発

毎日同じことを書いている気もしますが、
毎日同じチャンスで、
毎日同じ結果しか出ていない事実

非常に厳しい。




目玉

4-2と2点リードの九回。
最後のマウンドに上がったのは、ドラフト2位の黒木優太
中継ぎ・先発テストを経て、遂にクローザーデビューです。

迎えるは阪神の、いや球界のレジェンド、糸井と福留。
きっちり抑え、阪神のクリーンアップを三人で片づけてプロ入り初セーブ。

黒木の存在がオリックスにとってなによりも大きい

観るものを納得させる黒木の力強いストレートは、
吉田のフルスイングとともに、2016年オリックスの目玉です。




-黒木優太
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