祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

黒木優太

~オリックス・黒木、プロ初勝利! の巻~

 黒木優太

虎の子の1点をなんとか取ると、すぐに取られ、
二度の一死満塁のチャンスもものにできない。

嫌な流れが漂っていましたが、
エースの金子がなんとか粘って、109球で降板。
いまの金子ならまだ投げれる球数にもかかわらずスパッと代えたのは、
この人がいるから。
黒木優太
オリックスドラフト2位の新星です。

開幕当初から大事な場面を任され、
防御率は驚異の0.60
オリックスファン以外にはまだ知られてはいないものの、新人王レースの先頭を走っているといっても過言ではないでしょう。

その黒木、今日も快投。
中村、そして、金子から2打点の松田・上林をきっちり三人で仕留め、
一気に流れを呼び込みました。

その裏、
大城の犠牲フライが出てついに勝ち越し。
平野が抑え、黒木に待望のプロ初勝利がつきました。

これからオリックス投手陣を支えていく存在となるであろう、黒木のプロ初勝利。
連敗が止まったのと同じくらい、いやそれ以上に嬉しい。



 エース

6連敗は金子から始まりました。
僕は負けてはいけない投手」と前回の敗戦後に語った金子。
プロとして、エースとしての高きプライド
エースとはかくあるべし。

相手先発・千賀との緊迫した投げ合いを想定していたなか、
千賀が故障のため9球で降板。
緊張の糸が切れたのか、先頭打者の川崎のときいきなりのエラー。
それからの金子、
表情には出しませんが、自分に対してかなり怒っているように感じました。
松田の同点アーチのときもそう。
この試合絶対に落とせない、という強い覚悟がそうさせたのでしょう。

七回まで投げ、5回もスコアリングポジションにランナーを置いたピッチングとなった今日の金子。
審判のジャッジも辛く、
チャンスでもう一点がもらえず、精神的にも厳しかったと思いますが、
ギリギリのところでよく踏ん張ってくれました。

この粘り、
まさに「エース」です。



 モレル

昨日、小田をファームへ。
守備・代走要因としては重宝しても、打撃は一軍レベルに達していないことが明らかな小田。
そんな小田が代打の切り札的な扱いで起用されてきたとこに、
オリックス野手陣の層の薄さが現れていました。

その小田の代わりに上がってきたのが、モレル
新聞記事では、低迷する打線の起爆剤として、などとも書かれていましたが、
そうなる確率は低いと思っていました。
なぜなら、前回の抹消が打撃不振によるものだから。

4回にはスクイズのサインと勘違いし、追加点のチャンスを潰す凡ミスを披露。
負けていれば懲罰ものでしたが、
さすがに反省したのか、先頭打者として迎えた八回にツーベースを放ってくれました。
モレルの代走の川端が決勝点のホームを踏んだわけですから、
このモレルのヒットは非常に大きかった。

いい意味で予想を裏切ってくれたモレル。
素直にごめんなさい。



 連敗ストップ

決勝点となる犠牲フライを放ったのは、二年目の大城
安達の欠場もあり、念願のショートとしての出場でしっかりと期待に応えてくれました。

先制タイムリーの伊藤
左投手から火のでるようなヒットを放った駿太
その駿太を返すタイムリーを放った後の中島のガッツポーズ
九回、得意の守備で窮地を救った武田

みんながつないで勝ったこの試合
みんながつないで止めたこの連敗
これが忘れかけていた、2017・オリックスの野球です。

さあ、これで五割復帰。
ここから再出発です。




-黒木優太
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