祈優勝! オリックスバファローズ

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マレーロ

~オリックス・マレーロ、「競争」に勝つために の巻~




ロメロ vs マレーロ vs メネセス

3年目のロメロと、ギリギリのところで契約継続となったマレーロに、新加入のメネセス。

一般的にいけば、このうちの二人が一軍で一人がファーム。
実績と期待値でロメロとメネセスが有力も、背水のマレーロも早い仕上げで虎視眈々と狙い。

実績と書きましたが、2年目のロメロの成績は、打率,237、OPS,765、そして得点圏打率は,200
複数年契約でなければマレーロと同じく契約線上の成績でした。
日本人野手の破壊力がいまひとつのオリックスゆえ、助っ人がこの程度では全く物足りません。



アッパーとレベルスイング

オリックスのクリス・マレーロ内野手(30)が、いとこからのアドバイスで「進化」の片りんを見せた。
15日の紅白戦に出場。山本の144キロのストレートをとらえ、痛烈な打球でレフト前に運んだ。「すごく感覚がいい」と笑顔で振り返った。

昨年ダイヤモンドバックスに所属した、いとこのデブン・マレーロ内野手(28)から助言を受け、アッパースイングをレベルに修正。打撃改造に取り組んでいる。「もっといい打者になりたいからね」とマレーロは言う。

今季はジョーイ・メネセス内野手(26=フィリーズ3A)が加入し、昨季25本塁打のロメロと外国人枠を争う。メネセスは2戦連続で安打を放ち「これからもっと調子を上げるよ」と自信を見せた。昨季のマレーロは打率2割1厘、11本塁打と低空飛行だった。「(1軍を)勝ち取るために」と新フォームで生き残りをかける。西村監督も「右方向を意識した練習をしているね」と変化を認める。変身したマレーロに注目だ。(日刊スポーツ)

MLBの主流となったフライボール革命。
いわゆるバレルゾーンを通過するためにはボールの下を叩かなければならず、そのためにはスイングがアッパー気味になる必要があり、アッパースイング自体は問題ありません。
しかしそれで確率が下がっては元も子もないと考えたのか、レベルにチェンジ。

その効果はどうなるか不明も、昨年結果がでなかった以上なにかを変えることは必要なこと。

2017年世界一のアストロズはフライを打つことを優先し、
2018年世界一のレッドソックスは打球角度よりも打球速度を尊重。

野球も日々進化しています。



早出

2月も中旬に入り、オリックスの宮崎キャンプも実戦が増えてきた。野手では新助っ人のメネセスが紅白戦に出場している。新戦力がアピールするなか、筆者の注目は来日3年目のマレーロだ。

今キャンプの第1クール中だった。いわゆる早出組と呼ばれ、全体練習前に個別でトレーニングする若手選手たちは、早めに宿舎を出発する。その若手選手を球場で待ち受けるべく、さらに早く宿舎を出発するのがトレーナーや裏方陣。トレーナーらは朝早く球場に向かうのだが、トレーナー陣が乗り込む車のなかには、マレーロの姿もあった。一人、ストレッチなどで体をほぐし、マシンを使った打撃練習。「準備だよ。早めにいって、準備をしていた。いいコンディションで出来ているよ」と説明した。

「向こう(米国)でも練習してきたし、打撃ケージを使ったフリー打撃もしてきた。何より、今年もこのチームに帰って来られてうれしいよ」
ランチタイムを使った打撃練習を見ても、仕上がり具合がよく分かる。ネット越しにチェックしていた他球団のスコアラーも「マレーロが一番状態がいい。メネセスが入って、競争している。これが一番怖い。火の付いた外国人ほど手が付けられないものはない」と警戒した。

「口には出さないけど、自分のなかでは理想の選手像はある。本塁打だけでなく、アベレージも残せるようにしたいんだ」と力を込めた。
助っ人陣の競争も激しい。誰がスタメンに名を連ねるのか。メネセスに火花バチバチのマレーロにも期待したい。(スポニチ)

昨年、前監督の不可解な起用法にも腐ることなくファームで一生懸命課題克服に取り組んでいたマレーロですが、
技術のみならず、野球に取り組む姿勢もさらに向上しているようです。



競争

そんなマレーロの尻に火をつけたのは、間違いなくメネセスの加入。
加入といっても、メネセスの能力云々ではなく、助っ人野手が3人になり必然的に競争が生まれたことが大きな要因でしょう。

日本人には「競争」を焚きつけながら、外国人は投手野手計4人で競争の意識すらなかった昨年。
結果、優良外国人と他球団も羨んだロメロにマレーロすらも不振で共倒れ。

今年は投手3人に野手3人の計6人態勢。
さすがに前年の轍を踏むようなことはないでしょう。

助っ人野手二枠をかけて、マレーロ、ロメロ、メネセスの戦いは激しさを増しています。



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