祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

増井浩俊

~オリックス、増井で3タテ逃す の巻~




大誤算

延長12回裏、代打マレーロが力のないライトフライに倒れたあとの両軍ベンチを比べれば、この引き分けの意味は明らか。

ホーム3タテを逃したオリックス。
とにかく、もったいなかった。

九回表に登板したクローザー増井が大誤算
1イニングに5本の安打を浴び、3点差を追いつかれ。

相手金子で必勝を期した開幕2戦目に続く背信。
ひっくり返されはしなかったものの、これで2つの勝ちを増井で逃し



クローザーの役割

ゴールキーパーと同じく、抑えるのが当然と思われるクローザー。
抑えた後にヒーローインタビューに呼ばれることがないのがそれを表しています。

増井に関しても前任者の平野同様に増井劇場と揶揄する声も聞きますが、○○劇場と呼ばれないクローザーはサファテくらいでは。
1イニングくらい抑えて当然というファンの考えがそう呼ばせるのでしょう。
ランナーをいくら出しても点を取られても、逃げきれれば、つまりチームが勝てればクローザーはその役目を果たしたといえます(多くのクローザーはそのような考えです)。
が、
登板5試合中、2点差を追いつかれ、セーブが付く最も楽な条件3点差を追いつかれては、その任を果たしたとは到底呼べず。

他3試合は一人の走者も許さず完璧に抑えているだけに、評価は難しいのですが、
打たれ出すと止まらないのがいまの増井。

負けなかったことを救いとし、次回登板で雪辱してくれれば。



共倒れ

九回あとワンアウトまでいっての同点ゆえ、どうしてももったいないという感想は拭えないものの、
安打数を比べれば14本に6本と完敗。

やはり打てない。

打優先の一塁手、Tとマレーロが共倒れ
T,083、マレーロ,105
二人足して打率2割にも満たなければともに存在意義がなし。
メネセスを一塁に固定し、人材豊富な外野をさらに補充すべきでは。
故障の小田の穴を埋める意味でも。

というか、一発で試合の流れを変えうる杉本裕太郎を(西村でなく)上に呼びたいのですが(今日、下で2本塁打放ったようです)。



西野真弘

マイナスなことばかり書きましたが、四回までの攻撃は見どころがありました。

二回、先制弾は西野真弘
変化球が二球抜けたあと、ストレートしかない場面でその直球を逃さずライトスタンドに。
頓宮に三塁を奪われましたが、まさかの安達の不振によりチャンス到来。
それを掴むか否かは西野の場合バット次第
昨年よりかなり強く振れており、十分にセカンドを務められると思っています。



若月健矢、後藤駿太

四回裏、一死一三塁。
リクエストで間が伸びた直後の初球に若月がセーフティスクイズ
タイミング的には微妙でしたが、奇策が相手ミスを呼び。

九番から左が4人続くところで、楽天は左サイドの高梨を起用するも、そこから西浦除き3本のヒットを浴びせ、普通はここで勝負あり。

後藤駿太は泳がされながらのライト前タイムリー。
ただ、バッティングフォームは他の打席でも崩されっぱなし。
それよりも勇気ある三盗の方を評価したい。
そして十回の好返球
これぞ後藤の真骨頂。



榊原の姿勢

5-0。
九回3点リード。

この試合を取れなかったのは、やはり痛く、
借金1がみえての手痛い停滞。

ただ、連勝が止まったわけではありません。

榊原のプロ初勝利は消えましたが、意気消沈のなかそれでもベンチ最前列に立ち大きな声でチームを鼓舞する姿勢は必ず今後に繋がるはず。
対照的に静かにベンチ奥で戦況を見つめる増井
申し訳なさ、悔しさ、個々の性格あれど、失敗は誰にでもあり、だからこそ榊原のような振る舞いをして欲しかった。
ベテランだからなおのこと。
そう思います。



-増井浩俊
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