~オリックス、増井浩俊・成瀬善久二軍落ち の巻~
糞詰まり打線
初回と八回を除く全ての回で複数安打を放ちながら、点が入ったのはわずか2イニング。
計16安打は今季最多も、わずか3得点。
16安打以上で3得点は、パリーグ史上5度目の珍事とのこと。
オリックス糞詰まり打線、ここに極まれり。
一方西武は10安打で11点。
中盤から押し続けるももう一本が出ず、結局は大敗。
これで連敗。
連敗よりもこのカード初戦を山本のプロ初完封という最高の形で取りながら負け越したことが、痛い。
K‐鈴木
オリックス先発は、K‐鈴木。
初回のピンチで山川・中村を三振に取った球が表すように決して調子が悪かったとは思いませんが、西武の強力上位打線に捕まりました。
四回途中での交代となったK。
その後に山崎福也が打たれて4失点。
その回先頭八番・愛斗への四球がもったいなかった。
試合を壊したのは、七回に登板した増井浩俊。
五回にスタメン復帰の吉田の適時打で一点差に迫り、西武中継ぎ相手だと残り2イニングでも十分にチャンスあるなかでマウンドに上がり、ヒット・四球・四球で満塁とし中村に走者一掃のタイムリーを浴びるピッチングは論外。
再びの二軍落ち。
ベテランの再昇格と再降格
調子を崩したベテランの再昇格。
若手ならば下で結果を残してからとなりますが、ベテランの場合そこを要しないという選択肢も当然にあり。
特に自ら疲労蓄積を不調の原因とした増井ならば。
結果は登板2試合での再降格。
首脳陣の判断が間違いだったということ。
代わりに下に落とされた(と思われる)近藤はあと5日は昇格できません。
成瀬も同様で、逃げのピッチングに終始。
中継ぎ転向は大失敗で増井ともども二軍落ち。
しかし、誤りを即認め再降格の断を決めたのはチームにとってプラス。
朝令暮改、ここは大いに結構。
吉田凌
八回の吉田凌は現状の力通り。
力のないストレートは西武打線の大好物。
下で数字は残していましたが、そのピッチング(と昨日の投球)を観ていれば上で通用すると思っていた人は多くなかったのでは。
ただ、この一つ一つの経験が成長の糧。
2年ぶりの一軍登板は得るものの方が多かったはず。
せめて内野ゴロ
16安打で3得点の攻撃陣についてはまた明日。
もしかしたら新外国人獲得のニュース等が入ってくるかもしれませんが(と期待しつつはや2ヶ月)。
ただそれでも一点だけ。
同点の四回無死一三塁、バッター飯田。
相手は前進守備を敷かず。
ヒットは望みませんが、へたってきたルーキーの140弱のストレート、せめて内野ゴロを打ってほしかった。
もしくは球数を考えるとKは長くても五回で降板だったはずで、ここは捕手飯田に代打で勝負をかけてもよかった。