祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

増井浩俊

~オリックス、ようこそ増井浩俊 の巻~




 FA

来季34歳になる投手に年俸3億の4年契約。
金子を除けば、投手陣チーム最高年俸。

不安な点や、今後の火種となる可能性もありますが、
年俸2億2000万円の投手をよそから引き抜くとなると、それなりの出費が必要なのは当然のこと
それがFA(FA自体の必要性や効果はまた別の話です)。

平野とヘルメンが抜け、
後ろを任せられる投手は、ルーキーの黒木と実質1年目の近藤
ボール自体はすばらしいものがあるものの、経験不足は隠せず。

そこに加わる、日本ハムのクローザー・増井浩俊というピース。
補強という点のみで評価すれば、これほどふさわしいピッチャーはいません。

150キロ超えのストレートにキレのあるフォーク。
6勝1敗27セーブ、防御率2.40
奪三振率は驚異の14.01で、あのサファテ、松井祐樹を超え、
k/BB 7.45、WHIP 1.10 はともに平野を上回ります



 クローザー

 オリックスにFA移籍の増井浩俊投手(33)が7日、大阪市内で入団会見を行った。

日本ハムからFA宣言し、同じパ・リーグの新天地を選択。背番号17の新しいユニホームに袖を通した。「不安もあるが、新しい環境で精いっぱい頑張りたい。やりたかったリリーバーをやらせてもらえることと、今季まで敵として戦っていて、オリックスがこれから強くなっていくんじゃないかと感じていたので、そういうチームに入って一緒に目指したいなと思った」と話した。

先月の獲得交渉の場には福良監督が同席。増井は「来てくれたら試合が計算しやすい。チームが上に行くために必要だと言っていただいて、それがグッと来た」と入団に気持ちが傾いたことを明かした。

球団は来季、抑えとしての活躍を期待。通算110セーブの実績を持つ増井は「常にキャリアハイを目指してやっている。40セーブを目指してやっていきたい」と意気込みを語った。(日刊スポーツ)

昨年はクローザー失格の烙印を押されたのち、まさかの先発転向が大成功。
10勝を挙げ、チームの日本一に大きく貢献した増井。

先発。抑えともにできますが、
新天地での役割はクローザー一本
増井の人となりを知る福良の熱意が、増井の心に届きました。

2015年の自己最多の39セーブを超える40セーブを増井が挙げてくれれば、
22年ぶりの優勝に大きく近づきます。



 京セラ

今季の対オリックスの成績は、8試合に登板し、1勝0敗2ホールド4セーブ、防御率0.00
8イニングを投げ、被安打1、奪三振15。
完璧に抑えられました。

京セラでの成績に限ると、3イニングを投げ、打者9人から7つの三振を奪い、被安打は0
圧巻の一言。

そのチームに移籍することでお得意様がいなくなるとも言えますが、
京セラでの圧倒的な数字をみると、
増井にとって京セラのマウンドがぴったりはまっている可能性も。



 応援

社交辞令かもしれませんが、
「今季まで敵として戦っていて、オリックスがこれから強くなっていくんじゃないかと感じていたので、そういうチームに入って一緒に目指したいなと思った」との台詞はうれしい限り。

今季阪神から移籍の金田もすぐにチームになじむなど、
チームの雰囲気のよさ(その善悪は別として)は12球団でも屈指。
また元同僚の小谷野も控えてくれています。

増井獲得に終始反対の立場をとってきた私ですが、
オリックスを選び、オリックスに来てくれた以上、
もちろん全力で応援します。

来季以降、
増井が来てくれてよかったと思える場面が多くみられることを、
楽しみに待っています。




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