～オリックス・松葉、2試合続けて好投するも の巻～
リリーフ陣の厳しい現状
今日の先発は、前回の楽天戦で好投をみせた松葉。
その試合は九回に平野が打たれて、勝ち投手とはなりませんでしたが、
今回も前回同様の結果となりました。
中継ぎの酷使が目立つオリックス。
昨日の試合で5-0と大きくリードした場面で勝ちパターンの塚原を出したのが響きました。
佐藤達也、岸田（本日抹消）、白仁田に5点リードの場面を任せられないリリーフ陣の厳しい現状。
ファームで投げ始めた比嘉がブルペンに戻ってきてくれると助かるのですが。
先発を育てるということ
若い先発ピッチャーを育てるには、責任を与えることが最も効果的だと思っています。
そのためには、その試合を若手投手に信じて任す覚悟を首脳陣がもつことが肝要。
優勝争いという結果を求められる環境があったとはいえ、
若手投手に長いイニングを投げさせる覚悟がなく、
目先の1勝と盤石のリリーフ陣に頼りすぎ、早めの投手交代に終始した森脇前監督と高山前投手コーチ。
その結果、
激闘の翌年、
若手投手は東明を除き誰一人成長していませんでした。
今日の松葉も100球届かずでの交代。
前回のこともあったゆえ、もっと投げたかったはず。
成長の機会を奪い、結果として勝利をも奪う。
非常にもったいない試合でした。
先頭打者への四球
審判の判定などいろいろと納得できない場面もありましたが、
最後は平野。
サヨナラヒットも可。
野選も可。
ただ、
先頭打者への四球だけは不可。
先頭打者をほぼ出している印象の最近の平野。
守護神に戻った当初はそうでもなかったのですが…。