祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

宮城大弥

~オリックス・宮城大弥、走らず太って言い繕う の巻~




「太ったな」

愛ある“挑発”が発奮材料だ!! オリックス・ドラフト1位の宮城大弥投手(18=興南)が同期プロ入りのライバルから刺激を受けた。大阪・舞洲で新人合同自主トレに臨み、投手陣は両翼ポール間ダッシュなど、本格的なランニングメニューを始めた。

力強く走る。脳裏をよぎる言葉があった。前日10日は都内でNPB新人選手研修会に出席。昨夏、韓国で行われたU18W杯でプレーした戦友らと久しぶりに再会した。「そっちの球団の練習はどう?」。ロッテ佐々木朗やヤクルト奥川…。近況報告で旧交を温めるなか、阪神西純や及川が「結構、走ってるよ」と胸を張る。追い打ちをかけるように西純ら数人に突っ込まれた。「太ったな」。すぐに「気のせいじゃない?」と言いつくろったが、内心は穏やかではなかった。

宮城は言う。「阪神さんがだいぶ走っていると聞いて…。自分も少しは走らないとなと思いました」。講義した侍ジャパン建山義紀投手コーチの言葉にも深くうなずいた。「全てを野球に注いだ方がいい」。最速149キロの速球派左腕は、睡眠など私生活の重要性を再確認。「(同期に)負けたくないのもあるけど相手のペースに合わせず、自分のペースを維持してやっていきたい」。背筋が伸びる1日になり、また前を向いた。(日刊スポーツ)

ずんぐり型の宮城。
U18ワールドカップから約3か月。
旧友から指摘されたのは「体が大きくなった」ではなく「太ったな」。

ずんぐりからぽっちゃりに。



高校生

秋季リーグ戦や日本選手権のある大学・社会人に比べ、7月初旬にグラウンドから離れることもある高校生
プロに入るでなくプロで活躍するのが目標ならばここからが実は勝負も、いままで押し付けられて野球をやっていた反動で、自由を謳歌しすぎ才能を逓減させていった選手を数多みてきました。

これも、私が高校生中心のドラフトに諸手を挙げて賛同できない一因。
秋口まで高校生最高峰で野球をやってきた宮城ですらこう。
これが宮城個人の問題であるならば、それはそれでまだよいのですが。



「野球太郎」でのインタビュー

日刊スポーツの記事は阪神のドラ1西純矢との比較のような書かれ方。

これが新人合同自主トレの話であれば、その是非はともかく、オリックスはオリックスなりの考え方があって走る量を減らしているともとれますが、宮城に関しては別の情報があります。

それは、ドラフト情報誌の老舗でありトップランナーの「野球太郎」最新刊。

そのなかの宮城大弥へのインタビューにおいて、宮城がランニングの本数を誤魔化していたと書かれています。
宮城はそのちょろまかしを「絶対バレていなかったはず」と肯定し、監督は「どうせちょろまかすから」と多めの本数を宮城に命じており。

記者は笑い話としてまとめていますが、正直、オリックスの晴れあるドラフト1位のエピソードとしては非常に不安で寂しく情けなく



「走らず太って言い繕う」

そんな記事を読んだ後の、宮城のこの「走らず太って言い繕う」お話。

やっぱりそうなのかと悲しくなりました。

プロ野球と体型、
投手と体型の議論は別としても、例えばメジャーの重量級投手バートロ・コロンやCC.サバシアも若い頃はすらりとしていたのも事実。

走り込めば投手としてのスタミナが付くわけではないと科学的に否定されてはいますが、その否定論者も走り込みの有効性すらも認めていないわけではなく。

大学社会人に比べ意識の低い高校生ならば、いや高校生だからこそ、西純矢のように他の選手よりも走っているという自信はもってもらいたいもの。



意識改革

旧友たちに笑われても「自分のペースを維持してやっていきたい」と語るところなど、沖縄らしい茫洋さを感じますが、そういうところが沖縄出身の選手が一年目からなかなか活躍しえない理由。

「走るのが苦手」、
野手として出場したワールドカップでも「ライトからベンチに戻るのも走る距離が長くて嫌」と語っていた宮城。
ドラフト指名後もその点の意識改革は行われていないようで、即戦力とは考えてはいないものの楽しみや期待値も急速に萎んでいきます。

プロは結果が全て。
走るのが嫌なのであれば、
走ることと投げることの非相関性を証明できるようなピッチングをしてくれれば助かります。





よろしければ一押しお願いします。

-宮城大弥
-