祈優勝! オリックスバファローズ

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宮城大弥

~オリックス・宮城大弥、好投報われず の巻~




宮城大弥

プロ入り二度目の先発の宮城大弥
点を許した二回に4安打を集められ3点を失いましたが、しっかり捉えられたのは金子の2点適時打のみで、あとの3本は詰まらせたもの。

外崎のボテボテの内野安打は別として、詰まりながらも内野の頭を越えられた2本は力負けというよりもボールが高かったから。
しかし、それをもって宮城を批判するはあまりにも酷。

それよりも、その後の4回を無安打に抑え込んだことを褒めるべき。

素晴らしいピッチングでした。



十分な戦力

その4イニングは無安打のみならず無四球のパーフェクトピッチ
高校時代から高く評価された制球力に、強さを増したストレートにキレのある変化球。

打たれた二回も、岡田に対する投球などは、直球変化球ともに岡田は全く対応できませんでした。

比較対象として山本由伸を用いるのは宮城がかわいそうですが、比較したくなるくらいのピッチングを2試合ともにしてくれています。

中嶋が試合後語っていたように「最初から言っているように十分な戦力。すぐに6人の(ローテの)中に入ってくるのかという話なだけ」(スポニチ)。

投げてあと1ないし2試合。
チームの明るい未来の象徴として、なんとか今季中に宮城の白星がみたいところ。
そして投球回数を30イニング以内に抑えて来季の新人王へ。



4打席すべて先頭打者

この試合の敗因も、いつもの貧打

三番・安達が一度も塁に出ることなく4打席凡退。
ランナーを還すべき四番・吉田が4打席すべて先頭打者では得点力は大幅減。
八回の安達のセンター前に抜けようかという当たりをセカンドに阻まれたのが痛かった。

その吉田から始まった最終回。
吉田のヒットから始まり、Tのタイムリーで一点差。
伏見もヒットで続き一死一三塁の大チャンス。



オリックス型タンキング

ここで、打率.200の大城に代わっての登場は、アダム・ジョーンズ
チャンスで期待よりも不安の方が勝るようになった現状。
そして案の定、高めのストレートに手を出し三邪飛。

小田も力負けのポップフライで、いつも通りにあと一本が出ず、あと一点が取れずに惜敗。
惜敗も積もり積もって借金21

精一杯戦って成績振るわずのオリックス型タンキングで最下位はほぼ決定的。
最下位に悲しむよりもドラフト13番目指名権を手に入れたことの方に意味があり、あとはそこをどう活かすか。



中嶋聡

最後、小田がアウトとなってゲームセットとなった瞬間、右手を振り上げ手にもったファイルを投げ捨てようとしていた中嶋。

中途半端に三拍子揃ったベテランを起用せず(といっても起用すべき程のベテランはいませんが)、若手を登用し育てながら勝つという相反する難しい課題に取り組んでいる中嶋が、このチームで最も勝利を渇望している気がします。

福良以降、続投は続投で監督交代も監督交代で失望しかなかったシーズン終盤。
ようやく監督問題で気を煩わされない(であろう)今季。
中嶋の下、しっかりとチームを立て直してもらいたい。




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