祈優勝! オリックスバファローズ

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宮城大弥

~オリックス、ドラ1コンビ(太田椋・宮城大弥)の順調な成長 の巻~




宮城大弥

今キャンプ2度目の紅白戦。
以下、今季からスポーツ報知解説者に就いた藤川球児の紅白戦評より引用。

オリックスのキャンプを視察し、紅白戦で若手が躍動する姿に今後が楽しみになった。特に高卒2年目左腕の宮城だ(1回1安打無失点)。巨人の田口のようなイメージで小力があった。投球フォームも腕が体の近くから離れないから制球が安定している。間の取り方を含めて「“野球脳”(センス)がいい」と感じた。順調にいけば、開幕ローテ入りして活躍するだろう。

1回/被安打1・奪三振2・失点0。
投じた18球中14球がストレート
その真っすぐはキレがあり、だからこそ田城が空振り三振を喫したようにカーブが活きてくる。

高校時代からピッチングは大人びていてある程度完成されていた宮城。
ある意味それは伸びしろのなさと同義も、プロ入り後そこからすべてにおいてワンランクアップした印象。

順調といえば順調も、この成長は想像以上。



太田椋

打者では、高卒3年目の太田が素晴らしい。軸がしっかりして、内からバットが出ている。4回先頭で左腕飯田の初球の内角直球を左翼線に弾き返した打撃はまさしく、インサイドアウトができていた。19歳の紅林(19年D2位)も雰囲気があるし、3年目の中川の安打を打つ技術は相当なもの。ドラフトで「いい素材」を獲得した上での「育成力」を目の当たりにした。

打者ではやはり、太田椋。
インサイドアウトのスイングに、捉えたときの飛距離。
しかも内野すべてをこなせる守備力を備えており、使い勝手に困らない、というか是非もなく使っていかねばならない選手。

中嶋の構想では、サードでなくセカンド。
危機感感じた福田は中堅に挑戦。

福良、西村と違って、選手育成に覚悟を感じる中嶋ならば、この逸材を孵化してくれそう。

太田椋に宮城大弥。
高卒のドラ1コンビが順調に成長してくれています。



山崎福也、黒木優太

先発三本柱の次に入ってこなくてはならないのが、山崎福也
敗戦時のロングリリーバーという役目から自らの力で脱却した昨季のピッチングは素晴らしいものがありました。
この試合でのピッチングも十分及第点。

トミージョン明けの黒木優太も登板。
中嶋も「黒木もいいボールを投げていたと思います。彼の場合は手術明けというのもありますので、明日の反応などを見ながらになると思います」と語っていたように、働き場が後ろならば登板後の状態が大事になってきます。

病み上がりという点を考慮しなければ、個人的には、ストレートの押しが弱くボールはまだまだ、制球も定まらず。
まだ回復途上、焦らずに。



山田修義

山田修義と金田和之の中堅勢も登板。
背水の感ある金田は丁寧なピッチングで三者凡退にきってとり、山田は3球三振2つと若手打者を手玉に取り。

とにかく山田は登板過多が心配。
中6日ながら100球前後で交代と過保護な先発陣に比べ、リリーバーの扱いはいまだ雑。
昨年のロッテの躍進の陰には吉井理人の信念あり。
故障防止という観点からも、中継ぎ投手の運営には細心の配慮が欲しいところ。



「5年、10年先、この選手たちが球団に残っていたら、すごいチームになる」

藤川の記事の締め。

他に強打者の吉田正(27歳)や好投手の山本(22歳)らがおり、あとはどれだけFAなどで外部流出させないか5年、10年先、この選手たちが球団に残っていたら、すごいチームになる

吉田正尚に山本由伸。
藤川には申し訳ないが、意識も高くMLBへの憧憬も強い二人の流出はある意味既定路線。
「5年、10年先、この選手たちが球団に残っていたら、すごいチームになる」よりも、「吉田、山本のいるここ5年が勝負」。

彼らの移籍を前提としたチーム強化をしていく必要があります。




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