祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

宮城大弥

~オリックス、新庄の迷采配のおかげで日本ハムをスイープ、息を吹き返す! の巻~




山本由伸

山岡の力投で連敗を止めて迎えた日本ハム2戦目。
先発は中7日と休養十分のエース山本由伸

好投手伊藤大海との投げ合いも、バレラと太田のタイムリーで2点先制してもらい楽になった山本。

見どころは七回。
14球粘られてフォアボール。
粘り負けた自分に腹が立ったか、そこから3人の打者に対し投じたストレートはすべて150キロ超え。
二死二三塁となってからは、もう一段ギアを上げ、154、156、155、156の剛球4連投で空振り三振

レベルが違う。



4連続タイムリーとバレラ

その山本の闘志が覚醒を呼んだか、その裏一死満塁から福田、宗、紅林、吉田正尚の4連続単打でのタイムリーに杉本の犠飛で計5点を奪い、試合を終わらせました。

杉本を五番に下げて精神的負担の軽減を図りましたが、それがいくらか奏功した感じ。

また、新加入のバレラが早々と日本野球に適応。
癖がなく、沈む打線に活を与えてくれています。



宮城大弥

本拠地での3タテかかる3戦目の先発は、宮城大弥

毎回のようにピンチを招くも、キレのある真っすぐで切り抜けます。
本塁打は、楽天戦での田嶋のように変化球が甘く入った失投。
太田の守備や紅林の好判断にも助けられての6回2失点ですが、奪三振数が表すようにボール自体は悪くはなく、あとは自分自身が自分のボールを信じること。



佐野皓大の一発

二段フォームから丁寧なピッチングの相手先発・河野。

2点が重くのしかかっていたなかで出た、一番・佐野皓大の一発
好調・河野に対し連打は望めず、点を取れるとするならば長打と思っていたなか、まさか佐野に出るとは。
一番起用に応えました。

同点に追いつき、試合は終盤に。



3-1から紅林申告敬遠、吉田と勝負

山田→比嘉→ビドルと勝ちパターンのピッチャーが点を許さず迎えた八回裏。

スタメン落ちの福田が代わった宮西からヒット。
一死二塁となって三番紅林の場面。
3-1となったところで、次打者が吉田正尚にもかかわらず、新庄がまさかの申告敬遠

3ボール目、外れるも内角の厳しいところ。
現役屈指のリリーバー・宮西ならば、ボールとなったその球を活かしてここからワンアウトを取るための組み立てができるレベルの投手。
だのに、投手の心情を顧慮せず、申告敬遠。

オリックスとしては大助かりも、一野球ファンとして、日本ハム選手の不憫さが心配に。



3-0から吉田と勝負

一死一三塁で併殺を狙っての申告敬遠でしょうが、当然に紅林は走り二三塁に。
すると日本ハムは前進守備に。
宮西、吉田に対し3-0となり、今度は吉田との勝負を避け塁を埋めるかと思いきや、今度は勝負
吉田は二塁横に弾き返し、前進守備を敷いたセカンドが捕れず、試合を決める追加点が入りました。

3-0となってからの吉田との勝負。
勝っても負けても、満塁にして杉本勝負がごく普通、つまり最も勝算が高い策だと思います。

オリックスとしては大助かりも、一野球ファンとして、日本ハム選手の不憫さが心配に。

これで日本ハムをスイープ
5連敗からの3連勝で4勝5敗に。



おかげで息を吹き返す

打線に軸がなく、意図が全くみえない日替わり打線。
近代野球で最重視されるクローザーが誰かもわからず、プライド高き投手の心情を慮ることもなく。
モチベーターとしては素晴らしいものの、我を抑えきれない生来の目立ちたがり屋が不幸にも顔を出しちょこちょこと動きたがる。

山本が投げた2戦目はともかく、初戦と3戦目は打順を含めまともな采配ならばどちらに転んでいたかは分からず。

統計偏重のMLBがそうであるように、人を動かせる立場のなかで、いかに動かないかが実は監督の肝。

現状それと正反対の日本ハム新監督のおかげで、死に体だったチームは息を吹き返しました。




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-宮城大弥
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