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宮内義彦

~オリックス・宮内オーナー、球界新規参入と来季監督人事を語る の巻~




新規参入と球団買収

プロ野球の現役オーナーが、初めてZOZOの球界参入について見解を語った。オリックス宮内義彦オーナー(82)が8月31日、BSジャパンの「日経モーニングプラス」に出演。スタートトゥデイの前沢友作社長(42)が「プロ野球球団を持ちたい」と表明した件について「そういうところに関心を持つ方が出てくるのは当然かなと。プロ野球の世界もこれまでたくさん買収なんかありましたので、そういうことが今後ないとはいえないと思う」と語った。球団名などには言及しなかった。

宮内オーナーは1988年(昭63)10月19日に阪急からの球団買収を発表した。04年11月には近鉄と球団を合併。現在まで30年間、一貫してオーナー職を務めている。(日刊スポーツ)

宮内オーナーは球団買収。
件の方は新規参入。

1リーグ10球団制に走った人物が、球団数拡張に賛成するとは思えないものの、
当時と比べると、ダイエー(ソフトバンク)、日本ハム、楽天の地方移転成功により、パ各球団が欲しがった巨人戦の価値は大きく下落し、
宮内オーナーが目指した1リーグ構想は時代遅れのものになっているのは確か。

この番組を観ていたわけではないのですが、
記事を読む限り、新規参入について尋ねられながら、答えは球団の身売り・買収についてのような気が。

この齟齬、なにかを暗示しているのか。



まさか

私の希望は16球団制。

巷間言われているように、セパ各8球団とし、西地区・東地区等で分割。
各ディビジョンごとの順位を決め、リーグ優勝チームを決めたのちに日本シリーズを開催。
それにより、いまのクライマックスシリーズが含有する矛盾点は解消され、リーグ戦の価値も毀損することはなく。

ただ、一気に4球団増やすことは拙速に過ぎ、
各リーグ1球団ずつでも増やし(奇数分はMLB同様、インターリーグを一年通して開催することで解決)、その足掛かりとできればプロ野球界にとって大きな進歩でしょう。

「そういうことが今後ないとはいえない」と語った宮内オーナー。
「そういうこと」が買収を指すと仮定したとき、まさか低迷続くこのチームを手放すということはないと思いますが…。



「来シーズンのことは全く考える必要はない」

そのオーナーが、来季の監督人事について初めて口を開きました。

オリックス宮内義彦オーナー(82)が西武戦を観戦し、進退問題が浮上している福良監督について、現在の心境を語った。チームは自力でのCS出場が消滅。1年契約の指揮官は今季限りで退任する可能性が浮上している。「ちょっと待ってください。今シーズン、やっとるんやからね。来シーズンのことは全く考える必要はない。全力を挙げてやってもらう。今は次のことを考えたら、おかしくなる。私自身は全く考えてません」と今後の方針に言及を避けた。

1日の同カードでは7点差をひっくり返し、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。この試合を例に挙げ、「ああいう精神で、シーズンも最後まであきらめない。来シーズンの構想をなんて、いくらでも考える時間はある。首脳陣一丸となって、やってもらいたい」と大逆転のAクラス入りへゲキを飛ばした。(日刊スポーツ)

「今シーズン、やっとるんやからね。来シーズンのことは全く考える必要はない」と語った宮内オーナーですが、
福良監督2年目の2016年には、「7月中旬に宮内義彦オーナーと西名弘明球団社長が続投の方針を決め、福良監督も承諾」(デイリースポーツ)、
昨年はオーナーのことばではなかったものの、同じく7月中旬に、西名球団社長(当時)が続投を明言

それに比べると、今年は動きが遅く。



成績、収益ともにみるべきところなし

監督就任3年目の今季、
1年目2年目そして3年目と成績が向上していることは数字にも表れていますが、それでも3年連続Bクラス(濃厚)。

采配で勝ったと思える試合は少なく、
監督の采配に左右されるといわれる一点差ゲーム、延長戦はともに負け越し

また、興行の観点からみても、
観客動員数は昨年10%減に続き今年も微減

成績、収益ともにみるべきところなし
であれば、
普通に考えて、続投はなし
それゆえに、オーナーも球団社長もこの話柄を避けているのでしょう。

この時期にこの話題を避けているだけで、結論はすでに出ている気はしますが…。



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