~オリックス・モレル、チャンスで打てず の巻~
助っ人モレル
昨日の勝利で五割に復帰したオリックス。
選手も大事な試合と位置づけて臨んだ今日の試合でしたが、完敗でした。
キーポイントとなったのは、2点を追う4回裏の攻撃。
Tの四球、小谷野のヒットでつくった無死一三塁の大チャンス。
迎えるバッターは、昨日勝ち越しにつながるツーベースを放った、助っ人モレル。
…見逃しの三振でした。
2点を返し4点差に迫った八回。
オリックス自慢のクリーンアップが塁を埋め、一死満塁。
一発出れば奇跡の同点となる場面。
迎えるバッターは、昨日勝ち越しにつながるツーベースを放った、助っ人モレル。
…三球三振でした。
昨日の活躍には素直に謝りましたが、
今日の体たらくにはがっかりです。
伊藤光
今日のスタメンマスクは伊藤。
昨日の好リード、
5試合登板していまだ1勝の松葉との相性(その1勝は伊藤とのバッテリーで挙げたもの)、
バッティングを考慮しての伊藤起用だったのでしょうが、
うまくいきませんでした。
左が苦手な松葉に対して、堂々と左を並べてきたソフトバンク(一番明石などその最たるもの)。
どこかの誰かのように左右病に侵されていません。
松葉も粘りきれませんでした。
光明①
内容的には完敗でしたが、
そのなかにも二つの光明が。
一つめは、武田健吾。
一番に入った武田は、本塁打を含む猛打賞と大当たり。
しかもその本塁打はあのサファテから。
課題の打撃に長足の進歩がみられ、
宮崎が果たしてきた役割をしっかりと継いでいます。
一番・武田は、今後も見据え、固定でいいと思います。
オリックスのネックとなっている、クリーンアップのあとの六番には、駿太。
この並びが最も点が入りやすいと思いますが(少なくともモレルを六番に置くよりかは)…。
光明②
もう一つの光明は、
九回のマウンドに上がったルーキー小林慶祐。
松田、上林、甲斐から三者連続三振を奪いました。
得意のフォークを見せ球に使い、最後はいずれも145キロオーバーのストレートでバッタバッタと奪三振ショー。
好不調の波が激しいピッチャー。
はまるときは今日のように圧倒的なピッチングをみせます。
ただ、今日のピッチングはかなりの自信となったはず。
これからの小林の投球が楽しみです。
終盤の反撃、
武田、小林の活躍はあったものの、
大事な試合を落としました。
明日の相手先発は攝津。
ディクソンで、ここはきっちり取りましょう。