~オリックス、序盤の猛攻で大勝! の巻~
全力疾走
相手先発は3・4月月間MVP受賞の涌井。
その涌井に対し、初回、一番・福田、二番・宗の連続ツーベースで先制。
杉本がしぶとくセンター前にもっていって2点目。
二死二塁となり安達の当たりは平凡なショートゴロ。
これを相手ショートが悪送球、その間に杉本が本塁を駆け抜け3点目。
二死とはいえ全力疾走を怠らなかった杉本。
当然のこととはいえ、こういうプレーの積み重ねが強いチームになるための一歩となります。
6打数5安打1四球
二回も二死から福田と宗が連打。
さらに吉田正尚も続いて、序盤で5得点。
先発の山岡には3点ではまだ心細かったのが本音も、この2点でほぼ勝負あり。
四回には福田四球、宗の猛打賞となるヒット。
この時点で一二番が6打席5安打1四球と出塁率10割。
出塁率の高い福田の一軍再加入と宗の急成長で打線は厚みを増し、ロメロ降格の穴を感じず。
2勝目
先発の山岡泰輔はお得意の楽天相手に好投をみせ、2勝目。
序盤から大量援護をもらうと投球が雑になるのが投手の性も、6回まで被安打1とほぼ完璧な投球を披露。
こういうピッチングを楽天戦以外でも見せてくれれば、勝ち星もおのずと増えていきます。
紅林弘太郎
二塁打、三塁打、単打ときて、本塁打でサイクル達成の宗。
そして4試合連続本塁打のかかったT。
勝負の行方は既に決し、あとはこの両者の記録を待ち望んでいましたがともに出ず。
代わりに本塁打を放ったのは紅林弘太郎。
第一打席のライトフライも感触よく楽しみに観ていたなか、第三打席でレフトスタンド中盤に運ぶ大きな第2号。
ショート
開幕から1か月半が過ぎ、プロスペクトの試用期間は終了。
その結果、太田椋はベンチに、紅林は安達をセカンドに追いやりショートに定着。
実力でショートを奪ったというより、宗の成長と自身の三塁守備の拙さによるものではあるものの、それでもスタメンで使いたいと思わせるだけの働きを紅林自身がみせていることは確か。
スリーランを放ちダイヤモンドを駆け抜けた紅林を迎えたのは、中堅の安達とT。
着々と進む世代交代を感じた瞬間でもありました。
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