~オリックス、4連勝でついに貯金10! の巻~
完勝、4連勝、貯金10
ビール飲む手が、お菓子食べる手が止まらない、いわゆる安心して観ることができた試合。
投手が抑え、攻撃陣は先制中押しダメ押し。
ここ最近の試合展開はまさに強者。
この試合でも同様で、西武相手に8-0の完勝。
連敗を最低の2でストップした後に4連勝。
貯金も二桁の10に。
強い。
山崎福也
先発の山崎福也は、7回無失点の好投。
ピンチでバタつくこともなく、与四球もゼロ。
背番号が0に変更された頃の為体を思い出せば、その成長に拍手しかなく。
山本、宮城の2枚看板の間の登板は投げにくい面もあるとは思いますが、そんなことに動じなくなった精神力を身に付け、これで中継ぎでの1勝含めて3連勝。
ローテを期待された今季、しっかりと、当然のようにローテの一角を占めています。
非の打ちどころのない一番打者
山崎を助けた先制打は、相手ミスにつけこんでのもの。
2四球に相手先発今井自身の悪送球で先制点を得た後、気落ちした今井の高めストレートをスタンドにまでもっていったのは福田周平。
小柄の左打ちながら走り打ちしないからプロに入り、一軍のスタメンを任され。
打率は3割を超え、出塁率は4割超え。
現状、非の打ちどころのない一番打者。
すべきことをしっかりとやる①
前日の主役杉本がノーヒットでしたが、それならばと別の選手がカバーできるのがいまのチーム。
特に感心したのは中押しの2点を奪った六回の攻撃。
先頭のTがツーベースで無死二塁で宗。
一二塁間に引っ張る場面で外のボールを2球続けて見逃し、狙い通りに内角球をライト前へ。
ヒットかどうかよりもこの場面ですべきことをしっかりとできるところに、宗の、チームの成長を感じます。
すべきことをしっかりとやる②
続くモヤは一二塁間を破る貴重な5点目のタイムリー。
無死一三塁で相手守備陣が前進守備を敷いていないのを見て低めの球を軽打で転がし。
こちらもヒットかどうかより、この場面で最低限行うべきことをやれたことの方を褒めたい。
チームとしての強さ、成長を実感した攻撃でした。
三塁・宗
投・攻とくれば守。
初回の吉田のスライディングキャッチに六回の宗。
吉田の守備は決して上手くはないものの懸命さは窺え、宗の三塁はたぶんリーグ最高の守備力。
ノーラン・アレナドやマット・チャップマンのような派手さもある宗のプレーは実に魅力的。
ゴールデングラブ賞獲得のためには、チーム成績と打率が必要となるのが日本ですが、大チャンスではあります。
3と4.5
2位楽天とのゲーム差は3。
個人的に怖いのはやはりソフトバンク。
エースとクローザーと主軸がいないうちにどれだけ突き放せるか。