祈優勝! オリックスバファローズ

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宗佑磨

~パリーグ優勝のオリックス・宗佑磨&山本由伸、ゴールデングラブ賞に輝く の巻~




宗佑磨、初受賞

シーズンオフの各表彰で最も楽しみにしていたのがこのゴールデングラブ。
もちろんお目当ては、三塁手部門の宗佑磨

パリーグ三塁手部門は2013年から7年連続でソフトバンク松田が受賞するも、衰え顕著。
前年は楽天鈴木大地が受賞するも、鈴木は一塁にコンバート。

空白の三塁手部門に彗星のように現れたのが、宗佑磨。
2位の茂木(58票)に大差をつけ、210票で堂々の初受賞



日本流前時代的捕球術へのアンチテーゼ

キャンプ出遅れから駆け込みで開幕一軍を果たしたのは、宗の三塁手としての卓越した守備力があったから。
オープン戦終盤、二塁争いからはじき出された福田を起用するもエラー連発し失格。
空いたピースに宗がちょうどはまりました。

ここでも何度も書いていますが、とにかく魅力的な宗の守備力
正面で腰を落として捕ってという日本流前時代的捕球術へのアンチテーゼとも思わせる、アクロバティックで独創的なディフェンスの数々。
チームのピンチを幾度も救い、ファンの心をがっしりと掴みました。

その躍動感ある宗のプレーは、シーズン最終盤とCS、日本シリーズだけ(息子が好きなものだからと)観た、野球に興味のない私の母までもが驚嘆し魅惑されるほど。



華のある三塁手

UZRでは僅差で楽天茂木の後塵を拝した宗ですが、数字のみならず守備での印象度(悲しいかな打撃も)も加味されるのがゴールデングラブ(MLBでは印象度を除外し純粋に数字だけで評価する優秀守備選手賞がゴールドグラブと別に新しく設けられました)。

十分にゴールドグラブ受賞に値する守備力をみせてくれました。

オリックスの三塁手部門でのゴールデングラブ受賞は1996年の馬場以来。
その前が1990年の松永浩美。

タイプ的には馬場ではなくもちろん松永。
松永以来となる、華のある三塁手の誕生です。



山本由伸

投手部門では山本由伸が初受賞。
ただ投手に関しては守備力を図るのがなかなか難しく、その年のベストナインと同選手、つまり最も好成績を残した投手が受賞する傾向にあり。
つまりこれも山本の素晴らしさを示す一指標ということになります。



チーム躍進の一指標

取材歴5年以上の記者の選出によるこの賞。
チーム低迷時は選手の印象が低くほとんど票を集めなかったものですが(もちろんレギュラーが固定されていなかった、できなかったのも一因)、今季は捕手は伏見(2位)、一塁はT-岡田(3位)、二塁は安達(3位)、遊撃手は紅林(4位)、外野部門は福田(7位)、杉本(10位)、吉田(11位)とほぼ全部門上位にランクイン。

なかには首を傾げる選手もいますが、これもチームの躍進の一指標とみることができるでしょう。

そして感じたことは、このチーム守りで勝ったわけではないということ。
ある程度の守備力は当然必須も、やはり打てなければチームの浮上はないということを表しています。




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