祈優勝! オリックスバファローズ

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長村裕之

~オリックス、大阪プロアマトーナメント中止 の巻~




 大阪プロアマ交流戦・真夏のプロアマトーナメント2017

本来ならば、
本日より4日間にわたって行われる予定だった、「大阪プロアマ交流戦 真夏のプロアマトーナメント2017」。

しかしながら、
参加予定チームのスケジュールの調整がつかなかったということで、
トーナメント形式で覇を争うことなく、ただの交流戦として実施されることとなりました。

過去2回行われた、真剣勝負のこのトーナメント、
オリックスファームはいずれも準優勝に終わっています。
プロとしての矜持を示すだけでなく、
自らのその矜持を再認識するいい機会となるこの大会の中止は、なんとももったいない。

中止が決まったのは、7月7日。
過去二回の経験もあり、前々から日程も決まっていたなかでの中止。
主催者であるオリックスの不手際は否めません。

この中止、
どうも球団本部長に返り咲いた長村裕之のファーム軽視が窺われ、
あまりいい気がしないのです。



 球団本部長兼編成部長・長村裕之

瀬戸山-加藤体制が、2014年オフの大補強と2015年オフの外国人獲得の大失敗が起因となり瓦解し、
昨シーズンオフ、球団本部長兼編成部長に就任した長村裕之
球団編成を一手に担うこととなりました。

以前球団本部長を務めていた際は、一位に値しない選手を多く獲得し、
チーム弱体化の一因ともなった長村の復帰。
首を傾げました。

長村再任後のいま、
前任者があれだけ声高に叫んでいた三軍制導入も、いまはあるのかないのかわからない状態
弓岡、酒井、三輪を育成担当として配置しているものの、
酒井、三輪は2016年シーズンのバッテリー部門の責任をとって降格したコーチ。
契約年数の縛りの関係でのこの配置かと訝しんでしまいます。

まだ三軍制を標榜するだけの選手の絶対数が揃っていない、ということであればよいのですが、
どうも三軍制もしくはファームでの育成に力を入れていると思えないことが多く…。



 練習試合

それを裏付ける傍証として、
3月22日、舞洲で施行された、四国アイランドリーグ・徳島との練習試合が挙げられます。

同日、ナゴヤでのウエスタンリーグ公式戦(雨で流れてウエスタンリーグ開幕戦となりました)が行われたにもかかわらず、
舞洲で行われたこの練習試合。
結果として、オリックス側の選手が揃わず、
遠征してきた相手方の徳島から多くの選手を借りて試合を行うという、プロ球団としてあるまじき一戦となりました(さすがに恥ずかしいと思ったのか、公式ホームページでもこの試合の詳細は記載されていません)。

大阪プロアマトーナメント同様、
こちらも前々から、名古屋遠征が決まっていたのに、
ダブルブッキングを平然と行う図太さ、あるいは傲慢、軽視、あるいは無能。

一企業として考えられない失態がこうも簡単に行われた実態に、
そして今回のトーナメント中止に、
長村にトップが代わり、このチームが育成に本腰を入れていない気がしてならないのです。



 ドラフト

大器・山本由伸が鮮烈な一軍デビュー
ローテを守り続ける山岡泰輔
いまは再調整もオールスターにも出場した黒木優太
ドラフト5位の小林慶祐も一軍に定着し、
8位の澤田圭佑も開幕一軍を果たす。
怪我で出遅れた飯田大祐も数日でしたが一軍を経験。

近年稀にみる、というか、現状12球団でもトップクラスの成功を収めた昨年のドラフト

実権はすでにその手を離れていたようですが、
吉田正尚の一位を強く推した、前編成部長の加藤康幸がその選考に関わっていたことは、
退任前に、3位の岡崎や8位の根本にコメントを残していたことでも明らか。

加藤がいなくなって初めてのドラフトとなる今回。
上記のような凡ミス(奥浪解雇のときの発言・対応も納得いっていません)を繰り返す長村が旗を振る久しぶりのドラフト。

過去の失敗も思い浮かべ、
正直、
不安しかありません。




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