~オリックス・中川圭太、一軍昇格か? の巻~
山田修義・齋藤綱記
日曜日の試合で失点を重ねた、山田修義と齋藤綱記が二軍落ち。
山田は1/3回を被安打2・与四球1。
齋藤は1回2/3を被安打1・与四球3。
山田はストレートのフォアボール、
齋藤も先頭打者にストレートのフォアボール。
それでは話にならない。
しかし、山田はともかくとして、齋藤に関してはいいものをみせてくれました。
初の凱旋登板も果たし、安打製造機の日本ハム・近藤からも故郷で三振を奪い。
正味1年半のサイド人生、
これからです。
山足達也
山足達也も二軍落ち。
安達と入れ替わりで上がり昇格当日にショートでスタメン出場を果たしましたが、そのチャンスを生かせず。
出場機会も限られており仕方ないかと。
代わって上がってくるのが(報道では)ルーキーの中川圭太。
話題優先だったドラ7が、二軍(と1試合の一軍オープン戦)で結果を残し、いよいよ。
打点王
中川の二軍での成績は、全試合に出場し、打率,312、本塁打2、打点17。
打率はリーグ5位、本塁打は7位、そして打点はリーグトップ、つまりは打点王。
チャンスでの一本が出ないのがオリックス。
それが得点・打点の少なさに直結しています。
点の取り方はいろいろあり、タイムリーしか観ていない(評価していない)人もいますが、実はそれ以外が打点を稼ぐには肝心で、追い込まれての内野ゴロ、相手守備位置に適したバッティング。
廃部寸前だったとはいえ名門PL出身の中川はそれができる選手でしょう。
中川圭太 vs 頓宮裕真
キャンプは二軍スタート。
お試しの一軍オープン戦で安打を放ち、逆転開幕一軍を目標に掲げるも叶わず。
しかしそこで腐ることなく、バットでアピールを続けた姿は、杉本裕太郎に重なるものがあります。
数字的には全く問題なし。
内野手登録ですが二遊間は任されておらず、一三塁に外野が主戦場。
一三塁といえば、ルーキーの頓宮が控えており、中川の昇格は頓宮にとっても良い刺激となるはず。
いつの間にか離された頓宮の背中が見えるところまできました。
あとは中川がそのチャンスを掴むのみです。