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中川圭太

~オリックス・中川圭太、交流戦史上初のルーキー首位打者に輝く の巻~




交流戦史上初のルーキー首位打者

唯一逆転の可能性があった楽天・ブラッシュが3打数0安打に終わり、オリックスのルーキー・中川圭太が交流戦史上初のルーキー首位打者に輝きました。

特筆すべきは、首位打者の可能性が出てきてからもマルチ安打を重ね打率を上げた点。
ルーキーならば余計なことを考えてしまいそうですが、そこでも自分のバッティングを崩さず。
技術のみならず精神面もルーキー離れ

よくドラフト7位で獲れました。



ドラフト7位

昨年のドラフト、指名数は6人と公言していたオリックス。
にもかかわらず7位まで指名したのは、予想外に中川が残っていたからでしょう。

頓宮ほどの破壊力はなく、
オリックススカウト陣が好む俊足でもない。
本職の二塁守備はプロのレベルにあらず、4年時に打撃成績は下降。
勝負強さが売りも、勝負強さが活きるにはプロに対応できる技術があってこそ。

そういうことがあって、他球団も含めこの順位まで指名がなかったと思われます。
ドラフト誌では注目選手に挙げられていましたが、私は上記を鑑みあまり評価していませんでした。

「残っているならば」だったとしても、枠を増やしよく指名してくれました。



「最後のPL戦士」から「交流戦史上初のルーキー首位打者」へ

キャンプの二軍スタートは順位からみても当然。
キャンプ途中、同期の頓宮が上に呼ばれるも、羨ましがりはすれど腐ることはなく、二軍で打点王という明確な結果を残しての一軍昇格。
大学時代の勝負強さはプロでも健在で、舞台が変われど二軍でも一軍でもチャンスでしっかりと結果を残しました。

セーブ王のソフトバンク・森からの適時打で注目を集め、
この快挙で一躍全国区に。

形容句は「最後のPL戦士」から「交流戦史上初のルーキー首位打者」へ



チーム一の野球偏差値

コースに逆らわずスムーズにバットを出し、
状況に応じた打撃ができる。
抜けた小谷野と似たタイプも、その穴を優に超える働きの中川。
また、
野球偏差値の高さは、入団一年に満たねどもチーム一では。

吉田正尚やロメロの打撃練習に驚愕し、自らの生きる道を模索したことがこの結果に結びついたとのこと。

これからマークが厳しくなっていきますが、そこをなんとか乗り終えていってもらいたい。
中川はそれができる選手です



-中川圭太
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