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中島宏之

~オリックス、岸田・中島、来期も契約へ の巻~




岸田護と中島宏之

ベテランの引退が相次ぐなか、オリックスでもチーム最年長の小谷野がユニフォームを脱ぐことに。
となると、次にその処遇が気になってしまうのは、
投手陣最年長の岸田護と、小谷野引退後野手陣最年長となる中島宏之

谷や北川など、現役最終年ほとんど戦力とならなかった選手でも、
「来期も契約締結の方針」との報が流れた不思議。

スポーツ新聞には以下の報が流されていますが、それを信じていいものか…。



岸田護

 オリックス・岸田護投手(37)が来季も現役を続行することが1日までに分かった。球団幹部は「今季は戦力として、しっかりと結果を残してくれている」と評価し、現役続行へ意欲を示す本人と来季も契約を結ぶ方針を固めていることを明かした。

13年目の今季は中継ぎで16試合に登板して0勝0敗、防御率2・40。特に15回を投げて無四球と抜群の安定感でブルペンをけん引。加えて若手中心の救援陣をまとめる投手陣最年長としての存在感も高く評価している。(スポニチ・アネックス)

安定したピッチングをみせてくれてはいますが、一軍の戦力になったのはBクラスがほぼ確定した8月から。
16試合に登板しながらホールド1つと、大事な場面での登板は少なく、
「今季は戦力として、しっかりと結果を残してくれている」と評価するほどの活躍とは思えず。

ただ、
どんな状況でも自らを見失うことなく、年長者でありながらいまの立場に不貞腐れることもなく、
自らの仕事を全うするその姿勢と丁寧なピッチングは十分評価に値し

若いピッチャーが多いオリックス。
岸田(と比嘉)がいるといないとでは、ブルぺンの雰囲気も大違い。



中島宏之

オリックスが中島宏之内野手(36)に、来季も選手契約を結ぶ方針を固めていることが27日、分かった。

中島は14年に米大リーグ、アスレチックスからFAになり、3年ぶりに日本球界に復帰。今年が契約最終年だった。

今季は72試合に出場し、5本塁打、33打点。勝負強い打撃に加え、兄貴分と慕われる存在で、球団関係者は「体も元気だし、よく頑張ってくれている」と貢献度の高さを認めている。来月にも来季に向けた話し合いの場を持つことになる。(日刊スポーツ)

故障癒えた8月以降の活躍は出色
とにかくチャンスに強く、得点圏打率は,350超え

打率より得点圏打率の方が低い選手の多いオリックスのなかでは、稀少で貴重な存在である中島宏之。

本塁打の少なさが難と言えば難も、8月からの成績だけみれば残留は当然。



トータル評価

ただ、岸田と異なるのは、中島の年俸の高さ。
3.5億×4年の総額14億円の大型契約ながら、規定打席到達はわずか2度で獲得タイトルもなし。

毎年怪我で離脱。
加齢でそのリスクは今後ますます増し。

中島と同時期にオリックスに加入した小谷野は3年契約で、
最終年となる昨年ようやく規定打席に到達し、しぶとい働きをみせて今季も契約締結の運びとなりましたが、
オリックスの評価は大幅ダウン。
最終年1年ではなく在籍した3年トータルでみての提示でした。

となると、中島にも大幅ダウンが提示されることは間違いなく
オリックスが必要といっても、その額次第ではチームを去る可能性も。



中島が飲むか否か

とはいえ、
ネームバリューはあれど、いまの中島に1億の価値があるとは思えず、
2億5000万超のダウン提示は致し方ないところ。

それを中島が飲むか否か

異国でついた錆もようやく取れ、
いまが日本球界復帰後最もよい状態。
だからこそ、
オリックスも提示金額含め判断が難しく、
中島自身の選択肢も増え

私的には、契約云々の問題を一旦横に置けば、
またオリックスの力になってもらって、
あの朴訥でほのぼのとしたヒーローインタビューを、来季も見たい。



-中島宏之
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