祈優勝! オリックスバファローズ

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中嶋聡

~オリックス、中嶋監督代行初黒星 の巻~




ジョーンズ体調不良

西武を3連勝で下し、勢いに乗っての福岡でのソフトバンク3連戦。
中嶋の思い切った若手登用ももちろん勝因も、最大の要因はアダム・ジョーンズの大爆発
3試合連続4発、打点全てが勝負所

そのジョーンズが、体調不良により2打席目で交代。
相手は本調子ではないとはいえ千賀擁するソフトバンク。
対戦成績2勝10敗ともともと分の悪い相手に、急に飛車落ちでの戦いとなるはさすがに厳しかった。



連続イニング奪三振「25」の日本人最長記録

先発の山本由伸
この日三回まで毎回三振を奪い、連続イニング奪三振「25」の日本人最長記録を達成。
ただその間勝利はなく、今日もまた。

6回/112球・被安打4・奪三振6・与四球5・失点2。

与四球5はいただけない。
西武戦での1イニング3死球は偶々で片付けるものではなく、今季の制球難の予兆だったのでは。



強い頃の阪急ブレーブス

その山本が2点を失った五回。

先頭の牧原がヒットで出て次打者一番・中村。
低めワンバンの変化球を若月が一度グラブに入れたあと弾いたのをみて、一走牧原は即座に二塁を陥れ。
オリックスの選手であそこで進める選手が何人いるか(今季(西村体制時)は例年以上に自制するシーンがみられました)。

これは足が速い等の能力の問題でなく意識の問題
さすが3年連続日本一のチーム。
確固たるレギュラーではない選手も、勝利を最善に考えることができています。

そしてこの二進を活かすように中村は進塁打で牧原を三塁に進め、柳田犠飛で先制点。

まるで強い頃の阪急ブレーブス



Tをどこで使うか

結果完封負けのこの試合、唯一の得点機は2点を追う七回。

疲労からシュート回転が顕著となってきた千賀。
抑えも効かなくなり3四球で二死満塁、バッター・ロドリゲス

今季千賀と相性のいいTがスタメン落ち。
勝負はそのTをどこで使うか(または勝負所で使える展開を山本がつくることができるか)と考えていました。
そしてこの満塁機こそまさにTというカードの切りどころ。

が、まさかのジョーンズ体調不良により、その穴埋めに中嶋は早々とTを起用。
ちょっともったいなかった(そのTがつくったチャンスでもあったのですが)。



初黒星

そのロドリゲスは、ある程度予想通りの三振
内角攻めを意識し過ぎか、外のフォークにも腰が引けており厳しい状態が続いています。

杉本にいつぶつけるかと心配になるくらいストレートが内に抜けていたこの回の千賀。
それを受ける甲斐が感じないはずがなく、ストレートを1球も要求することなくフォーク3連投。
ロドリゲスのバットは3球全て空を切りました。

当然の配球ともいえますが、きっちりそれを要求した甲斐に、きっちり投げ切った千賀。
さすがです。

一つifを言うならば、この回の安達のライトフライ。
ボールがシュート回転せず真っすぐ来ていれば。

それはともかく、チームとしての力と意識の差で、中島監督代行初黒星





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-中嶋聡
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