~オリックス、後半戦初黒星で2位と0.5ゲーム差 の巻~
0.5差
昨日に続いて2点先制したオリックス。
しかしその直後に先発・田嶋大樹が4失点。
その後は一発出れば逆転のチャンスをつくるもタイムリー1本も出ず。
後半戦初黒星はモヤモヤする負け方で、2位楽天とのゲーム差は0.5に。
次の試合次第では首位陥落となります。
来田涼斗
2点先取した二回表の攻撃。
Tと安達で無死一二塁のチャンスをつくり、バッターは七番・指名打者の来田涼斗。
前監督、前々監督ならば99%犠打の場面で(というかそもそも来田を起用していない可能性が大ですが)、中嶋はヒッティング。
それが功を奏し、レフトオーバーの先制タイムリー。
顔つき、体型等高卒ルーキーとは思えず。
続く若月もタイムリーで2点目。
五輪休暇前大崩れに崩れてからの復帰登板の美馬。
無死一二塁、浮足立つ美馬に対し、ここは一気呵成に攻めるべき場面。
無死一二塁で紅林に犠打
が、ここで九番・紅林に犠打を命じた中嶋。
紅林の状態も決してよくないとはいえ、無死一二塁と一死二三塁の得点期待値を考えれば犠打はやはり不要。
しかも紅林は初犠打。
来田と同じく大きく育てたいからのこれまでの強攻。
もちろん今後の痺れる場面を想定してのものでもあったのでしょうが。
しかもカウントを考慮すれば2-0で確実にストライクを取りにくる場面で、犠打はない。
一つアウトを与えることは、結果5回で6四球も与えた不調で不安なピッチャーをどれだけ助けることとなるか。
ここでの犠打はもったいなく、その後の無得点もあり嫌な予感がプンプンしました。
腕の緩み
その直後に、田嶋が崩れて4失点。
田嶋の場合、一年目に比べればだいぶ直ってきたとはいえ、変化球時の腕の緩みはいまだ残存。
腕が緩んで変化球が来ると予測されたところでの甘い甘い半速球は、打者にとっては大好物。
真っすぐは来ていただけに、余計に残念でした。
センター福田の守備
と、4失点に関して田嶋に責任があるように書いたものの、センター福田の守備ももう一つ。
この回先頭の岡の打球の追い方も、下手なファミスタを観ているよう。
守備固めで後藤を右翼一択で起用していますが、中堅でも使いたいはず。
交流戦巨人戦で痛いミスを犯しながらそれでも経験を積ませるために我慢して起用している中嶋の期待に応えたいところ。
結局はT
2点を追う七回表。
一死一二塁のチャンスでT-岡田。
相手投手は、Tからみて外へ逃げる変化球をもたない右投手。
条件は整ったと思いましたが、アウトローの真っすぐに見逃し三振。
素晴らしい球でしたが、手は出してほしかった。