祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

中嶋聡

~オリックス、吉田に代走の中嶋采配で接戦を落とす の巻~




面白い試合も

札幌で負け越しての西武戦。

初戦の先発は宮城大弥。
七回に宮城崩れ、追いつかれ追い越され、そこから追いつき、取られて追いつく、試合的には非常に面白い展開。
ただそれがそのまま面白いと満足いくものとなるか、それとも面白かった分余計に腹立つものとなるかは、試合の結果次第。

そして結果は、悲しくも後者。
敗戦の要因には選手の力不足も当然あれど、指揮官のミスでの負けは苛立ちをさらに増すもの。



ビドルの悪癖

同点の九回表、西武三者凡退。
九回裏、先頭打者を出すも活かせずのオリックス。

さらに十回表も西武三者凡退。
十回裏、先頭打者を出すも活かせずのオリックス。

流れ的にはサヨナラながら、とはならないのが借金チームの悲しさ。

そして最終十二回。
四球を恐れて置きにいくビドルの悪癖が出て、負けました。



代走

九回、先頭のマッカーシーがヒット。
同点で延長に入ればまたマッカーシーに回ってくる可能性高いものの、1点取れば終わりゆえ、ここでマッカーシーへの代走は第一選択肢。

同じく中嶋が代走を起用したのが十回。
二死二塁から申告敬遠の吉田に山足

まだ十回、しかも二死。
点入らない確率高く、十二回に打席が回ってくる可能性がありながらの吉田交代には不安しかなく。



二塁封殺

勝負所で足の悪い吉田に代走は当然の策。
しかし、この一走・山足はいてもいなくてもの立場。

ただ、決して不要というわけではなく、内野ゴロ等での二塁封殺を防ぐ(バッターは俊足の佐野)という意味ではそれなりの役割を果たします。
実際、昨季同じく西武戦で一走に代走小田を起用し、三ゴロでの二塁フォースアウトを防ぎ、大逆転勝ちを導いたということもありました。

が、それは九回打ち切りでの九回の事象。
今回はまだ残り3イニング(の可能性)。



天秤にかけて

二死からの二塁封殺の可能性と、延長でもう一回吉田に打席が回ってくる可能性を天秤にかけ、中嶋が出した答えは、指名打者の吉田に代走山足

結果は、九回は佐野の三振で逸機。
一点を追う十二回、二死一三塁で吉田の代わりに指名打者に入った山足に打席が回ってきて、打力の弱い山足が凡退して負け。

中嶋の判断ミスが試合の勝ち負けに直結しました。



吉田に打席が回ってきた事実

延長十二回、一死から2連続四球と崩れた相手投手宮川。
そこで投手コーチがマウンドに向かいましたが、落ち着かせる呪文としてたぶん使ったのは、四番は吉田ではなく山足ということ。
宮川、ここで立ち直りました。

吉田がいても打てたかどうかは分かりませんが、吉田のところに打席が回ってきたのは事実

たぶん多くのファンが疑問視したであろう吉田への代走。
その不安がピンポイントで襲ってきての負けは、ファンにとってなかなか厳しいものがあります。




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-中嶋聡
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