~オリックス、本拠地土日で最下位日本ハムに最善尽くさず連敗 の巻~
本拠地開幕初の土曜で
宮城の好投で日本ハムに先勝しての2戦目の先発は、今季初登板、プロ2度目の先発となった村西良太。
村西の先発起用は、実力でローテを掴んだというわけでなく、与しやすい最下位相手のお試し登板。
苦手の上沢が先発ということもあり、戦う前から是が非とも勝つという空気がチームに(もファンに)もなく、結果は予想通りの負け。
想定内の負けゆえ、敗戦に対する悔しさはないものの、開幕直後から本拠地開幕初の土曜で負けを想定する試合をされていては、ファンとしてはたまったものじゃない。
村西起用に押せ押せで犠打
ただ試合としては、勝ちもあった試合。
村西は四死球から崩れるいつものパターン。
当人には申し訳ないが起用した中嶋が悪い。
攻撃での分岐点は二回。
無死満塁から暴投で追いつき内野安打で勝ち越すというオリックス押せ押せの展開、無死一二塁で、好調・一番茶野に犠打。
失敗は言わずもがな成功でも攻撃の勢いを削ぐ作用のある犠打。
名将は昨季から犠打がお好きなようで。
自滅、ニックス
1勝1敗で迎えた日曜日の3戦目。
オリックス先発は秘密兵器のニックス。
真っすぐ自体はいいものがありましたが変化球含め総じて高く、初回4失点で大事な3戦目を終わらせました。
内容的にはほぼ自滅で、マウンドでの落ち着きもなく、まるでコーディエのよう。
トミージョンのリハビリに故障明け。
投げる機会をオリックスに与えてもらえたことへの感謝をもてれば精神的にも安定すると思うのですが。
試合決しての中継ぎ山岡
で、三回から山岡泰輔。
普通にいけば中6日のこの日、なぜ中継ぎでの登板となったのか、疑問。
山岡への首脳陣の信頼は昨季後半から低く、今後の中継ぎ起用も視野に入れてのものなのか、それとも初登板のニックスに負担の少ないまっさらなマウンドを準備してあげたかったのか。
いずれにせよ失敗。
試合がほぼ決した後での山岡起用はもったいないの一言。
本拠地土日で、最下位日本ハムにお試し格落ち先発での連敗。
最善尽くしての負けならば諦めも付きますが。
チーム打率リーグトップ
一本が出ないオリックスですが、チーム打率は(まだ9試合、いまのところ)リーグトップ。
得点圏打率はチーム打率に収斂していくというのが私の考え方で、打てていればそのうち得点も比例して増えていくもの。
それより問題は名将の犠打偏重傾向。
得点が入らない→犠打→得点入らない(→犠打→得点入らない)は、球界地獄の負のループ。
よろしければ一押しお願いします。