~オリックス、想定内の敗戦も の巻~
予想通りに敗戦
昨季一軍での登板がなく移籍後初登板となった成瀬善久とソフトバンクのエース・千賀とのマッチアップ。
本来ならばエース格の山岡が登板予定も、千賀との対決を避け中5日で前の試合に。
ということは、首脳陣も今日の試合に多くの期待はしておらず。
もちろん、ほとんどのファンも。
結果は予想通りに敗戦。
成瀬が打たれたのも想定内、長いイニングもたなかったのも想定内。
しかし、完封負けまでは想定内ではなかったはず。
いや、それも想定内だったか…。
2打席連続三球三振
千賀の連続二桁奪三振をストップさせたのが唯一の見せ場。
千賀に7回117球を投げさせましたが、西浦とメネセス以外は粘ったというよりも千賀の制球が定まらなかった印象で、決して千賀はよくはなく。
Tと山足という千賀に相性のいい選手を起用するも、結果1点も奪えず。
そんな千賀に対して2打席連続で三球三振を喫したT-岡田。
2打席とも一球も遊ぶことなく三球目にフォークを投げられバットにかすらず。
第一打席などプロでは考えられないくらいにボールとバットが離れていました。
なめられていますし、なめられて当然の内容。
成瀬善久
成瀬は2回0/3/被安打7・与四球2・自責点4。
やや打たれ過ぎも、それでもやや。
こんなものでしょう。
ロッテ時代に比べ、球威も変化球のキレも制球力も落ち。
高めに入った外スラをことごとく捉えられていました。
技巧派のベテランサウスポーながら、右打者の外に逃げる変化球をもたない成瀬。
以前のようなキレがないいま、それでは上では到底通用せず。
若月も強気にインコースストレートを要求しましたが、それが外攻めへの伏線となる効果はありませんでした。
左澤優
それでも成瀬の後を継いだ、吉田一将・金田・エップラー・左澤が無失点に抑え、試合の体を整えました。
エップラーと左澤優は初登板。
左澤は2四球を与えるも、140キロ超のストレートで押し込めており、クイックで投げたりと工夫もみられました。
これで頓宮・荒西・中川・左澤とまだ5月ながら4人のルーキーが一軍に。
新陳代謝が必要なチームゆえそれはそれでよいことも、あっさりと新人に出場機会を奪われている中堅選手の奮起もみたいもの。
K-鈴木
明日の先発は、前回強力西武打線をほぼ完璧に抑えたK‐鈴木。
とにかく打線。
若手投手を打線が育てていくものですが、
現状若手投手の足を引っ張り続け。
明日の相手先発は左腕のミランダ。
状態のいい宮崎がキーマンになる気がします。