祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

西勇輝

~オリックス、今季初の4連勝! の巻~




エースの西

昨日、今季初の同一カード3連勝。
そして今日は、今季初の4連勝をかけた一戦。
対するはDeNA。

オリックス先発はエースの西
筒香、ロペス抜きの相手打線は飛車角抜きの二枚落ちで、チーム的にはラッキーも西には役不足の感もあり。

西、初回危なげのない立ち上がりを披露し、
焦点は、いつものように、打線が西を援護できるか否かに。

その打線、
広島3タテの勢いそのままに、初回から躍動します。



電光石火

二番に入った大城の四球の後、ロメロの右中間を破る三塁打で先制。
吉田が犠飛でロメロを還し、
続く五番・中島がレフトスタンドに今季第一号

安達が技ありのライト前ヒットで出て、
相手先発が左にもかかわらず先発出場のTのセンター前で、安達が一塁から長駆ホームイン。
これで一気に4得点

これそまさしく電光石火。

西の調子を鑑みても、試合的には、正直ここで勝負あり。



火曜はアルバース、金曜は西

その西。
内外高低投げ分けて、8回2失点で4勝目。

七回投げ終え100球超えも、エースの矜持として続投
リリーフ陣の負担を少しでも軽減させるよう努めます。
1点失ったものの、120球超えての最後の粘りは立派。
これぞエース。

火曜はアルバース、金曜は西
カード初戦に左右のエースを配置。

一つの形が出来上がりました。



5点差で黒木

このまま静かに終わるものと思いきや、
九回のマウンドに上がった黒木が乱調
4人の打者に本塁打を含む被安打3で一死しか取れずに降板。

5点差で黒木の投入
打線も下位に向かい、ここは岸田かと思っていました。

二日前の広島戦でも大量リードで回跨ぎを課せられ、そして今日。
黒木の心中にもやもやとしたものがあったとしてもおかしくはなく。
(真実は分からないものの)それが表に出た今日の黒木のピッチングでした。



この展開で増井

一死後に本塁打を打たれ、商売道具の右手をマウンドに叩きつけた(ようにみえた)黒木。
その行為自体は非も、
闘志を面に出すことの少ないオリックスにおいてその気持ちは是と、このときまでは思っていました。

しかし、その後のヒットで気持ちを抑えきれずにマウンド上で怒気を発し、
冷静さを著しく欠いて連打を浴びたところで、福良はチェンジ
乱心・黒木を諦め、
この展開で増井を出すこととなりました。



希薄

明日の先発がディクソンであることを考えれば、リリーフ陣を温存すべきは当然の策。

それを見越しての西の続投のはずも、
いまの黒木を福良がどう考えているのかは分かりませんが、
大事なセットアッパーとして考えているのであれば、ここで黒木を使う必要性は低く。
結果、増井も緊急登板。

西の続投の意味が希薄となりました。

ただ救いは、増井がしっかりと後続を断ったこと。
セーブも記録され、その仕事も正当に評価されたこととなりました。



雨降って地固まる

黒木の感情爆発の原因がいったいなにか?
上述のように起用法への不満がそうさせたのか、
自らの不甲斐なさへの苛立ちか、真相は分からず。

勝ったものの最後バタバタで後味も悪く、勝利以外なにも収穫がなかったようにも思えますが、
ベンチに戻った黒木のもとに、アイシング中の西が駆け寄り、いつもの笑顔でなにかを告げ
自身の尻ぬぐいのため急遽マウンドに上がることとなった増井のもとに向かった黒木を、登板を終えた増井が笑顔で迎える姿をみて、
若い黒木の乱心が、チームの紐帯をより太くしたのではないかと感じました。

雨降って地固まる。
そうなる気がしています。

後のフォローは、人格者の福良監督がやってくれるでしょう。

さあ、
なにはともあれ4連勝
地固まり、まだまだ突き進んでもらいましょう。



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