~オリックス、2019年キャッチフレーズ「Be Aggressive #超攻撃型」の巻~
「Be Aggressive #超攻撃型」
オリックスは12日、2019年キャッチフレーズが「Be Aggressive #超攻撃型」に決まったことを発表した。今季から指揮を執る西村新監督が掲げる「積極性」を分かりやすく表現し、超攻撃的型バファローズを目指す思いが込められているという。
選手会長の若月は「監督は常々、『アグレッシブに』と言われていて、いいと思います。僕は捕手なんで、失点をおそれず、内角を攻めたり強気のリードをしていきたい」と意気込んだ。(スポーツ報知)
新監督が就任後何度も唱え、求める「積極性」。
それがそのまま2019年のキャッチフレーズとなりました。
監督とはここまで影響力があるものなのかと、新監督就任後感じることが度々です。
消極的
前監督・福良淳一といえばバント。
無条件で貴重なワンアウトを相手に捧げる犠打は、まさしく消極的と同義。
勝てない、さらにはつまらないで、観客動員数は12球団最低にまで落ち込み。
その前監督がチームを去ると同時に、消極的の対義語・積極的(Aggressive)を新キャッチフレーズとしました。
キャッチフレーズにどれだけの効果があるかは疑問も、
常日頃目に見えるところに掲げられていれば、いやでも意識することでしょう。
「暴走ですね」
昨季終盤のソフトバンク戦。
試合が終わった小田の三塁憤死について「目の前の打球ですからね。おつりが来るくらいのセーフならいいけれど…。暴走ですね」と断罪。
こんなこと言われて、誰が次の塁を狙うというのか。
福良が望むのは、リスクを冒すことなく完全にセーフになるプレー。
であれば選手が積極的に動けるはずがなく、動く意欲が湧くはずもなし。
「運命は勇者に微笑む」
西村がヘッドから監督昇格という記事が出た際、また就任直後と、新監督に対しかなり辛辣な意見を述べてきましたが、
ファンが感じていた不安や不満を共有してくれていて、それに対していろいろな対策を講じてくれています。
羽生善治の座右の銘、「運命は勇者に微笑む」。
羽生の将棋は切所で勇気をもって踏み込み、駒たちは前に前にと躍動し相手方玉を仕留めます。
Aggressive。
選手たちがそのことばの通り、失敗を恐れず、前へ前へと進みますように。