祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

西村徳文

~オリックス、ソフトバンク相手にスイープならず の巻~




意気込み虚しく

Kと山本で敵地福岡で2連勝。
これだけで望外も、ここまで来たらもう一丁、との意気込み虚しく、返り討ちにあいました。

2-9のゲームながら試合時間は3時間ちょうど。
ワンサイドゲームで労力使うはムダとばかりに淡々と打席に立ち、義務の9イニング消化すると同時に早々にグラウンドを去る。

弱いチームの弱い姿。



制球定まらぬ投手が制球定まらぬピッチングをみせたにもかかわらず、初回無死一塁で犠打

2連勝のいい流れに乗って、制球が課題のミランダに対し先頭の福田が四球を選んで無死一塁。
6球全部ストレートでのフォアボール。
課題そのままのピッチングに頬を緩めましたが、二番・大城がバットを寝かせ犠打の動きを見せた瞬間に、潮目が変わり今日の敗戦を覚悟しました。

先制点が欲しいのは分かりますが、
制球定まらぬ投手が制球定まらぬピッチングをみせたにもかかわらず、一つアウトを献上する必要性を全く感じず。

結果、送れず、ツーストライクからエンドランを仕掛け、三振に盗塁死。
初回から犠打を命じ送れず、という何も得るものがない攻撃にもはや失笑しかなく。




「監督の器にあらず」

日本ハムの球団社長に就任した魔術師・三原脩が日本ハムファイターズ初代監督に据えたのは、自らの娘を嫁にやった中西太。
その中西が初回無死一塁で犠打のサインを出したのを見て、義父でもあった三原が「こいつ、監督の器にあらず」と見切ったのは有名な話。
これが1974年のこと。

それから半世紀近くが経ち、元号も昭和から令和に移り変わったというのに繰り返される犠打信奉主義

統計で既に否定されていることを頑なに拘泥するは、
誰もが知っていることを知らない学習能力の低さ、もしくはデータを無視する意固地さか。
いずれにせよ、ただ感覚や過去の経験だけで指揮を振るっているということ。

選手個々の力がないチームが旧時代的非論理的野球をするわけですから、いまの順位もさもありなん。



近5試合打率,125の大城が二番

巨人快進撃の一因は二番に坂本を据えたこと。
決して総合力が抜きんでているとは思えない日本ハムの、二番は大田泰示。
急浮上の横浜はとうとう二番に日本の四番・筒香を配し。

オリックス、今日の二番は大城。
ここ最近打撃不振によりスタメン落ちもある状態の大城。
ここ5試合の打率,125の選手を二番に置くという時点で西村が考える二番打者の姿が見えます。
開幕前に二番・吉田構想を否定していたことでもすでに明らかですが、ここまで借金が増えてもそこは変わらないようで。

TPOを考慮しない犠打という前監督の最大の欠点を受け継いでいては、ファンももうお手上げ。



ソフトバンクをスイープできる力はなし

オリックス先発の竹安大知
なにがよくてなにが悪いというのが結果論でしか論じられない面もあるピッチャーで、今日も四球から崩れたわけでなく。
惜しむらくは初回の松田の適時打の場面、情報不足のライト・松井佑介がもう少し前目に守っていれば、もしくはその指示が行き届いていれば。

2019年オリックスに、チーム状態下降線といえどソフトバンクをスイープできる力はなし
それがはっきりと分かった今日の試合でした。





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-西村徳文
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