祈優勝! オリックスバファローズ

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西村凌

~オリックス・西村凌、九回二死から起死回生の逆転タイムリー! の巻~




西野、近藤コロナ離脱

ヒリヒリする優勝争いのゲームの緊張感を味わえる喜びに感謝しつつも、ある意味試合よりも緊張感があるのが、試合前の公示、コロナ離脱の一報。

中嶋を筆頭に、二軍から小谷野、松井佑介を招集する事態となった首脳陣に加え、西野真弘、近藤大亮がコロナ離脱
特に近年まれにみる好調であった西野の無念は如何ばかりか。

杉本も故障離脱中、さらに宗も右肩痛を発症。
野手陣の穴を埋めるため、ファームで好調だった宜保翔と西村凌、ベテランの松井雅人、そして久方ぶりの山田修義が仙台・楽天戦から一軍登録。



山岡→山田

今週は楽天・ロッテとのビジター。
試合数も少なくなり優勝のためには最低でも勝ち越しは必須。

初戦の先発は、楽天と好相性の山岡泰輔
ただ、降りつづける雨に制球を乱し、5回2/3/被安打7・与四死球6と乱調。
1点ビハインドの六回、二死からヒット、連続四球で二死満塁となったところでの山岡交代は仕方なしで、むしろよく引っ張った方。

この試合、大きく言えば今シーズンすら左右する大ピンチでマウンドに向かうは山田修義
2か月半ぶりの一軍マウンドもさすがベテラン、2球で片付け、試合を壊さず。



西村凌

四回、大城、中川、吉田正尚の3連打で逆転に成功したオリックス。
しかし再逆転を許してからはチャンスらしいチャンスもなく、唯一の好機だった八回も大城が併殺。
最終回は松井、先頭の中川倒れほぼほぼ諦めたところ、吉田・頓宮連続四球で一二塁。

安達三振で二死となり、バッターは西村凌
ここまで13打数無安打の西村、淡い期待は抱きつつも試合終了とともにすぐにテレビを消せる体勢で応援。
初球見逃したあとの二球目、落ちきれなかったフォークを捉えた打球は右中間に。
外野追うも前進守備、ボールは右中間を深々と破る、起死回生の逆転タイムリー

NHK-BS解説の和田が第一打席の西村を観て「どんな球種にも体が開かず今季ノーヒットと思えないスイング」と称賛していたのを思い出しました。

そして、チャンスで西村代えずにそのまま打席に向かわせた水本代行の腹の括り方も立派でした。



平野と浅村の犠打

逆転しての九回はもちろん平野佳寿
先頭の一番・西川に初球を打たれ、二番・小深田の犠打を平野がファンブル。
三球であっという間の大ピンチ。

ここでバッターは日本球界を代表するバッター・浅村。
一打サヨナラも覚悟した場面で、まさかの犠打

石井のサインでなく自身の判断だったようですが、次打者の四番島内は既にベンチに下がっているのを考えても、自身のチームで果たすべき役割を考えても、ここでバントを選ぶのは(敵ながら)情けないの一言。
オリックスには大助かりでしたが。



まさかの勝利

年俸7億の犠打。
心の弱さがそのまま結果に直結し、ファールフライで犠打失敗。
おかげで平野立ち直り、ここから二者連続三振でゲームセット。

西村のまさかの一打で、浅村のまさかの犠打で、まさかの勝利を奪いました。

山田の跡を継いだ阿部、比嘉の好投も見逃せません。



ニューヒーロー、日替わりヒーロー

逆転優勝を狙うには、主軸の働きは必須も、ニューヒーロー、日替わりヒーローの登場が不可欠。
その役割を担っていた西野が離脱した直後に現れたのが西村。

十中八九負けていた試合。
実に大きな西村の逆転打、そして勝利でした。




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