祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

西浦颯大

~オリックス・西浦、魂のヘッドスライディング の巻~




紅白戦での一塁ヘッドスライディング

良いか悪いかでいえば、悪い。

西浦颯大がみせた紅白戦での一塁ヘッドスライディング

しかし、それはオリックスというチームに欠けている闘争心の具現化。
損得考えずに感情のまま動けることは若者の特権。

その姿は年を経た者からすると羨ましくもあり。



ヘッドスライディング

ヘッドスライディングといえば福田周平。
ただそれで故障したのもまた事実。
感情の発露とはいえ、キャプテンも任された今季は西村監督からヘッドスライディング禁止令が出ているようで、観る機会は激減しそう。

臨時コーチを務めた福本もヘッドスライディングの危険性を説いており、同様にイチローも行わず。

メジャーではタッチをかいくぐれるという利点を重視し特に二塁盗塁時にヘッドスライディングが多くみられますが、もちろん負傷も多く、MLB最高レベルのマイク・トラウトもヘッドによる指の故障で戦線離脱した過去あり。
MLBでは故障防止のため、人差し指から小指をまとめて覆うミトン形のスライディンググローブが流行しています(そういえば大谷翔平もはめていました)。

日本人では吉田正尚が流行らせた感のあるフェースガード付きのヘルメットが日本球界でもぼつぼつと採用されてきましたが、ミトン型スライディンググローブは、ヘッドスライディング否定派が多いNPBではなかなか陽の目をみないことでしょう。



佐野皓大

そんなミトン型スライディンググローブが必要なくらいに、積極的に盗塁を仕掛けるのが今季のオリックス。
紅白戦ならではの臨時代走を多用してまで二盗を仕掛けますが、バッテリーも注意を払っておりなかなか決まらず。
そんななか盗塁を決めたのが、福本豊べた褒めの佐野皓大

日に日に存在感を増すプロ4年目の佐野。
盗塁王4度獲得の西村も評価し始めています。



小田裕也

ヘッドスライディングでセーフとなった西浦。
レフト前ヒットで三塁を狙いますが、ここはアウト。
西浦を刺したのがレフトに入った小田裕也

ヤフオクドームで同じ場面で小田が三塁を狙い福良に暴走と断罪された場面をふと思い出しました。

後輩ライバルの燃え上がる衝動を冷静に鎮火した小田。

打撃改造中の宗にもようやくヒットが生まれ、昨日の記事でも書きましたが、外野戦争が激しさを増しています。
この熱い戦いが、他ポジションの選手の心にも引火してくれれば。



白崎浩之、頓宮裕真

本塁打に加え好守の白崎
打った球は甘い高めの変化球も、しっかりと捉えたのはお見事。
サードをツープラトンとするならば、左投手の際にスタメンに現状最も近いのが白崎。

その白崎を追うのがルーキーの頓宮裕真
カーブに耐えて、三塁手が対応できない強襲のツーベース。

チーム待望の右の強打者が育ってほしい。

聞こえてきた若者の息吹。
聞く者の心をわくわくさせます。



-西浦颯大
-, , , ,