～オリックス、中村勝テスト登板＆2022球春みやざきベースボールゲームズ2戦目(vsロッテ) の巻～
太田椋
みやざきベースボールゲームズ第2戦もロッテ戦。
投手陣踏ん張り接戦に持ち込むも、1-4で負け。
前日5タコの太田椋に一発。
この試合ではドラ2の野口にセカンドを譲り指名打者で出場。
セカンドを争う可能性のある野口の加入よりも、圧倒的に追い抜かれた後輩の紅林の活躍こそが太田の刺激となっているはず。
守りはともかく打は、率、長打力ともに紅林に劣らぬものあり。
紅林弘太郎
その紅林は打撃の内容もよく、さらに自慢の守備でも好守を披露。
リーグ屈指の強肩ももちろんながら安定したスローイングがすばらしく、この試合でも三遊間深いところから打者を殺し。
吉田の代わりに三番を務めたころから代わりが効かない一流選手の風格が生まれ、（中嶋は慢心防止のため競争を掲げるも）完全なレギュラー格へと成長。
紅林と太田に一発が生まれた対ロッテ2連戦。
太田が結果を残しこの二遊間で一年戦えれば、オリックスの未来はまた明るいものに。
東晃平
東→中川颯→K-鈴木→斎藤→山田修義と繋いだ投手陣。
最もよかったのが山田というのは実績考えれば当然も、時期を考えれば寂しいものもあり。
2失点の斎藤は自慢のスライダーの制球に苦しみ、左打者に2安打。
東晃平は昨季オープン戦からシーズン序盤の状態に比べればまだまだ。
投手では(実績十分の近藤を除き)支配下最有力候補だけに、結果も欲しいところ。
中村勝
同日、清武第2球場ではJR九州との練習試合。
テスト生として参加の元日本ハム・中村勝が登板し、1イニングを無安打、2奪三振と好投。
秋季ならともかく春季キャンプでのテスト参加はよほどのことがない限り合格が既定路線。
実戦で結果も残し、あとは支配下か育成かというところ。
急いで支配下にする必要もないためまず育成からということになりそうですが、早いうちの支配下も十分あり。
監督・中嶋は日本ハムの現役時代にそのボールを受け、GM・福良は日本ハムのヘッドコーチとしてその初勝利を見届け、巡回ヘッドコーチ・中垣は日本ハムのトレーナーとして中村を支え。
オリックス首脳陣の中核をなす3人が中村のことを知悉するこのチームは、中村にとってこれ以上ない最高の環境です。
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