祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

岡崎大輔

~オリックス・岡崎大輔、「この3年間、守備9割、打撃1割でやってきた」の巻~




「この3年間、守備9割、打撃1割でやってきた」

オリックスから戦力外通告を受けていた岡崎大輔内野手が28日、育成選手契約を結んだ。

年俸は今季の610万円から560万円に。背番号は120に決まった(金額は推定)。

「育成契約をしていただけるのはうれしいこと。背番号3桁になりますが、やることは変わらない。若手も入って来て競争がもっと激しくなっていくと思う。準備力をしっかりして鍛え上げていきたい。すべてをレベルアップしなければいけない。この3年間、守備9割、打撃1割でやってきた。今までやってきたことが正解ではなかったと思うので逆にしても面白いんじゃないかと思っています」

2016年のドラフト3位で花咲徳栄から入団した3年目。今季は2軍で75試合に出場し、打率・229、0本塁打、9打点、1盗塁だった。(デイリー)

ファン歴も長くなると、首を傾げるような選手の発言を時々耳にしますが、岡崎のこの発言は近年ではナンバーワンでは。

「この3年間、守備9割、打撃1割でやってきた」

この発言にオリックス低迷の原因が収斂されている気がします。



方向性の錯誤の結果としての一二軍チーム打率

今季のチーム打率,242はパリーグ最下位のみならず12球団最下位
DHを採用しているパに属していながらのこの数字、厳しくいえば恥に値し。

岡崎の1年目・2017年はリーグ4位、2年目・2018年はリーグ5位、そして今季はリーグ6位。
ここ数年のチームの弱点が貧打であることは明々白々でファンすらも理解していること。

にもかかわらずドラフト3位で指名された当の内野手が、「守備9割、打撃1割」という間違った時間の使い方を3年間も行う。

その取り組みを球団首脳が見ていなかったはずもなく、なのにそれを改めるように注意・指導も行われていない。
チームでも下から数えた方が早いくらいに打てない選手でありながら。

チーム全体として向かうべき方向性の錯誤
結果としてチームの攻撃力は全く向上しない。

そんなことだから、支えるべき二軍のチーム打率も2017年、2018年とウエスタン最下位で、今季も最下位と毛差の5チーム中4位

打てないはずです。



その岡崎、本人も自覚しているようですが、突出したものがなにもない。
強いて上げれば、野球脳の高さと人間性。
そしてその点をときの編成トップであった加藤が評価し、山本由伸より上の3位で指名。

そんな岡崎のこの「守備9割、打撃1割」発言。
今季の育成落ちもさもありなん

岡崎の守備力を60点とするならば、打力は10点。
ならば弱点部分を強化するのが、伸びしろという点からみても当然の選択では。


いかに一軍レベルの投手を打てるようになるか

岡崎の一年目、シーズン終盤のお試し昇格時、初めて対戦した一軍相手は、かの大谷翔平。

日本のみならずMLB含めてもトップクラスのピッチャーとの対戦。
打てなくて当然。
しかしここで学ぶべきことは、いかにこのような投手を打てるようになるか、のはず。

このような機会を与えてもらいながら、大谷のスライダーの威力を嬉々として語るのみで、守備練習に明け暮れる

だから全く打撃に進歩がみられず、後輩に抜かれ背番号は三桁に。



打てないからバント

支配下を外れてようやく自らの誤りに気付いた岡崎。
遅すぎるとはいえ、ユニフォームを脱ぐ前に気付けたのは救い。

体もまだプロ仕様でなく、3年間格段の成長もみられず課題は山積も、遮二無二バットを振ってなんとか打で結果を残してもらいたい。

また、打てないからバントでは攻撃力・得点力アップには決して繋がらず
一二軍監督、またGM含め全ての首脳陣の意識改革が、攻撃力アップには不可欠です。




よろしければ一押しお願いします。

-岡崎大輔
-