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大城滉二

~オリックス・大城滉二、侍ジャパン追加招集 の巻~

 




大城滉二

3月9・10日に行われる日本代表vsメキシコ代表の一戦。
故障の楽天・田中に代わり、オリックス・大城滉二が追加招集されました。

大城に関しては、メンバー発表前から侍ジャパン入りの噂があったので今回の招集にそこまでの驚きはなく、それよりむしろオリックスでもバリバリのレギュラーでない選手が日本代表に選出されていいものかという疑問の方が強く。

ただ、今回のメンバー選出について稲葉監督は、「本番までに不測の事態や想定外のことが起きる可能性もあると考え、このメキシコ戦は私の選択肢を増やすためにも、まだ見ていない力のある選手を試す最後のチャンスと考えています。大会本番をイメージしながら直接見たいと思って初めて呼んだ選手、2020年以降のトップチームでの活躍を期待し、(国際)経験を積んでほしい選手も呼んでいます」(侍ジャパンオフィシャルサイト)と説明しているように、新戦力の見定めに重点を置いており、であれば大城の招集も理解はできます。



ユーティリティ

侍初招集の大城の役割は、西武・外崎が務めたようなユーティリティ
捕手以外どこでも守れる大城のような使い勝手のいい選手が一人いれば、ベンチ運営は非常に楽になります。

実際、25人枠ロースターで戦うメジャーではユーティリティプレイヤーの価値は近年非常に高まっており、カブスのゾブリストやレッドソックスのブロック・ホルトはチームに欠かせない存在となり、ワールドチャンピオンに大きく貢献しています。

観ている側からすると、上述した通り「レギュラーでもない選手」と捉えてしまいますが、
指揮を振るう監督からすれば、これほど貴重な駒はなく。

ファンと首脳陣で評価の乖離がより生まれるのが、ユーティリティ選手でしょう。



1/7

今回の侍ジャパンシリーズが京セラで行われるのも、大城が選出された一つの要因かもしれません。
ただそういう貴重な機会を得たことは、大城個人にとってもチームにとっても無形の力となります。

吉田正尚、山岡泰輔、山本由伸に続いてチームから4人目の選出。
このような晴れ舞台にはいつも蚊帳の外だったオリックスから、招集28人の1/7にあたる4人が選出されたのはある意味奇跡。
この経験を彼らがチームに還元してくれれば、チームがもう一段落レベルアップしてくれる気がします。

珍しく、侍ジャパンの戦いが楽しみです。



オープン戦

明日からオープン戦、京セラ6連戦でスタート。
まずは近年好相性のヤクルト3連戦で、山本由伸が先発予定。

新外国人のエップラーが8日の巨人戦登板後二軍調整となるとのことで、助っ人投手枠も順当にディクソンにアルバース。
そして開幕投手は山岡泰輔。

想定通りとはいえ、想定通りにいくのがなかなか難しいのがプロ野球。
前エースの緊急離脱に幾度泣いたことか。

昨日の記事でも書きましたが、先発5・6番手が競争
そこを争う投手たちにとってはここからの登板が非常に大事となってきます。




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