祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

大城滉二

~オリックス、本拠地開幕カードも2敗1分け の巻~




安達⇔山足

打のみならず自慢の守でもチームの足を引っ張った安達が二軍落ち
代わりに上がってきたのは山足達也で、即ショートスタメン起用。

ただこの山足、ファームでは基本セカンド
ショートはここ数試合高卒ルーキーの宜保が務めています。

社会人最終年、レベルの高い東海地区のベストナイン遊撃手に当時トヨタ自動車の藤岡(現ロッテ)を押しのけ選出されたように、決して山足がショートを守れないというわけではありません。
それでも宜保を起用していたのは、育成という観点に立ってのものでしょうが、
チーム内で一軍のショートを守れる選手を二軍で探せば山足しかおらず、
開幕後、さらに言えばオープン戦通しての安達の体たらくをみていれば下でもう少し山足にショートを守らせておくべきでしょう。

それなりにこなしてはくれましたが。



いつも通りの松葉 vs いいときの武田

オリックス・松葉、ソフトバンク・武田のマッチアップ。

松葉はよくて6回3失点のQSクリア、悪ければ滅多打ち。
武田は悪ければ制球難で自滅も、よければ完封まであり。

松葉に武田、どちらの目が出るかにこの試合かかっていましたが、
武田は7回2/3/被安打5・奪三振8・与四球1・無失点。
松葉は5回1/3/被安打5・奪三振3・与四球2・失点2。

松葉はいつも通りのピッチング、
武田はいいときの武田でした。



25イニング連続無得点

そんな武田をチャンスに弱いオリックス打線が打ち崩せるはずもなく、少ない得点機は予想通りに逃し、完封負け。
これで25イニング連続無得点

いくら盗塁を重ねても、足で本塁は盗めず
本塁を踏むにはチャンスでの一本、もしくは本塁打が必要。

しかしタイムリーを打てず、大きいのも打てない。

チーム打率,229はリーグ4位も、1本塁打、12得点はいずれもリーグ最少



計11-1

開幕戦以来のスタメンとなったTを六番に起用。
が、このTが4-0、2三振とさっぱり。
かすかな望みも断たれ。

ラッキーボーイを期待した山足はゲッツー込みの2-0。

昨日今日と無安打のメネセス、
4-1で打率が上がる吉田正尚、
1割台寸前の頓宮のクリーンアップは計11-1

福田のみが孤軍奮闘する日々が続いています。



采配

負けが込めば槍玉に上がりやすくなるのが采配。

2点ビハインドの七回、残りイニングと我がチームの打力を考えれば、いくら投手が左サイドの齋藤とはいえ二死二塁と一塁が空いている場面で柳田と勝負する必要があったのか

またラストチャンスの八回二死一二塁、本塁打が出れば同点というところで、代打が非力の大城でよかったのか。
長打のある伏見が残っており、山崎落として捕手二人制となっていたとしても代打の切り札で勝負をかけるべきではなかったのか(最悪頓宮がいるわけで)。

勝ち星のない現状が原因とはいえ、西村の采配(特に代打起用)に?マークがつくことが増えてきました。




「本塁打は0本でいい」

その大城、速球自慢のルーキー甲斐野の前にピッチャーゴロ。

1000万アップとウハウハだった昨年の契約更改で「本塁打は0本でいい」と語った大城。
その後に「三割打てれば」と続けましたが、バットコントロールだけで三割打てるのは篠塚クラスだけ。
非力という欠点を直そうとはしなかった大城。
力強いスイングを身につけない限り、ここではレギュラーになれても決して一流にはなれません。

そんな選手しかベンチにいないのであれば、下に目を向けるべき。
打率,389の杉本裕太郎います。
打てない現状を鑑みれば、杉本の守る場所は二の次でしょう。



野手の意地、プロの矜持

これで2カード連続で1分け2敗と、いまだ片目が開かず。
今回はホーム、いくらソフトバンクが相手とはいえ、情けなし。

若いチームは精神的落ち込みも早く、日に日に元気がなくなっていく様子が窺えます。

孤軍奮闘のキャプテンと投手の心が折れる前に、野手は意地をみせないと。
プロとしての意地、矜持がもしあるのであれば。



-大城滉二
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