~オリックス、今日もヒーローは大城滉二! の巻~
連日のヒーロー
昨日に続いて連日のヒーローとなった、大城滉二。
勝ち越し、ダメ押しとなる2本のタイムリーを放ち、チームを勝利に導く。
大城の活躍のおかげで、半月ぶりの連勝にカード勝ち越し。
大城さまさま。
多くのポジションを守れながらその守備はポカが多く、打は非力・貧打に加えて状況判断ができていないプレーが散見。
昨年は福良に二塁のポジションを与えてもらうも掴めず、後半は福田に取って代わられ。
ユーティリティとして日本代表に選出されましたが、長所を打ち消すそれ以上の短所のせいで、このままユーティリティーが大城の生きる道となるのだろうと思っていました(チームにとってもユーティリティーは非常に重要な役割ですが)。
ショート・大城
昨日の記事でも書きましたが、安達が手放し福田が自滅したショートのポジションを、いま、実力で掴んだ大城。
スタメンショート・大城に違和感はなし。
全盛期の安達には及ばぬも、いまの安達は優に超えるその守備力は、現状チームナンバーワン。
今日も深いところから刺し、
自らの悪送球で許したランナーを、好返球でホームで殺し。
躍動しています。
二本のタイムリー
バットでは二本のタイムリー。
一つ目は四回。
二死から、久方ぶりのヒットを放ったTを一塁に置いてライトフェンス直撃のスリーベースヒット。
貴重な勝ち越し点を挙げ、六回。
こちらも二死からセンター前に弾き返し、ダメ押し点。
いずれも二死から。
四回は長打しか点が入らない場面で長打を放ち、
六回は今季初打点の絶好の機会をTが生かせずため息が球場全体を支配したところでの適時打。
相手に与えるダメージは非常に大きく。
そしてその分、こちらの喜びは大きく。
続投・山岡泰輔
といっても、チームは今日も3得点。
そんな少ない援護のなかまた踏ん張ってくれた投手陣、先発の山岡泰輔。
昨日の、同期・山本由伸の好投に刺激を受けなかったはずがなく、8回1失点と山本と互角のピッチングを披露。
特にスライダーが威力を発揮し、連打を許さず。
七回を終え110球。
しかもその回の無失点は中継プレーに助けられたもの。
交代もありうる場面でしたが、八回も続投。
セットアッパーに不安のある現状とはいえ、
続投を首脳陣が命じたのであればそれは山岡への信頼の証しであり、
山岡が続投を希望したのであれば、投手陣を引っ張る副キャプテンとしての責任感が生んだもの。
成瀬善久
ズルズルいってしまいそうな予感もあったゴールデンウイークに、ようやくの連勝。
ただ、山岡に今日中5日での登板を命じたのは、明日のソフトバンク・千賀との対決を避けた意味も含まれており。
明日の先発は、移籍後初登板となる成瀬善久。
相手先発、狭い球場と不安な面は多かれど、半分以上NPBからの引退を決めていた成瀬にとってそんなことは些事。
一戦一戦、一回一回、一球一球が明日に繋がります。
33歳。
思い出にするには、
まだ早い。