~オリックス、日本ハムの自滅につけ込み同率5位! の巻~
田嶋大樹 vs 金子弌大
日本ハム先発は因縁の金子弌大。
昨年なぜあれほど打てなかったのか分かりませんが、金子のワイルドピッチもあって本日も点を奪い、これで金子から2試合連続の得点。
ストレートは145を超えていながら垂れ気味で、オリックス元エースのいまの防御率は9点台。
オリックス先発は田嶋大樹。
立ち上がりいきなりの2者連続四球。
ただ今日もストレートに強さがあり、心配はしていませんでした。
このピンチを中田の適時打一本の最少失点で凌ぎ、今日も試合をつくりました。
増井→山田→ヒギンス
五回自らのミスも絡んで満塁のピンチを招いた田嶋。
ここを抑えるも球数嵩んで5回100球で交代。
試合は接戦。
勝敗を中継ぎ陣に委ねることに。
六回は増井、七回は山田、八回はヒギンス。
八回神戸という意味不明の継投はなく、ファンも納得できるリレー。
そして彼らがしっかりと自分の仕事をこなしてくれました。
若手野手のミスをフォロー
六回は五番打者の犠打失敗に助けられ、
七回は廣澤の捕球送球のダブルミスを、若月の好判断で救い、
八回はヒギンスが日本ハムクリーンアップを力で抑えこみ。
六回は犠打失敗というよりも五番打者に犠打のサインを出したこと自体が日本ハムベンチの誤り(こういう野球をやってくれれば楽ですが、こういう野球をこちらがやっており)。
七回は挟んだ一塁走者を今度は定石通りに一塁に追い込み。
前回の反省を生かしました。
そして、
若手野手のミスをフォローできるチームは間違いなく強くなります。
日本ハムの自滅とロドリゲス
中継ぎ陣が奮闘すれば、あとは打線。
左の公文に対する代打・山足達也がヒット。
宗の一二塁間の打球に投手のカバーが遅れ、
吉田を打ち取りながら公文がボールを握り損ね、ついに勝ち越し点が入りました。
その後は日本ハムベンチもエアポケットに入ったか、右のロドリゲスを迎えたところで右投手を出すことなく公文をそのまま続投させ、2点タイムリー。
ここで試合は決しました。
日本ハム側の自滅。
そしてその自滅につけ込んだロドリゲスが連日の殊勲打。
連勝
九回は、勝ち試合に投げさせる状態でない澤田を起用し、また長距離砲に一発浴びてバタバタに。
それでも、ディクソンが締めて勝利。
昨日のロドリゲスのサヨナラアーチの勢いそのままに連勝。
相手自滅とはいえ、勝ちは勝ち。
ロッテ戦のオリックスもこんな風に負けていました。
犠打
初回に八回。
いずれもホームを踏んだのは犠打で二塁に送ったランナー。
しかし、
やはり犠打は効果的だな、とはさすがになりません。
この稀少な成功体験でいよいよ西村が犠打のサインを出しそうなのが怖い。
といっても、これ以上増えることはないくらいに、送れるときに送りまくっていますが。