祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

ロメロ

~オリックス、借金完済! の巻~

 借金0

二点リードの七回表、二死一二塁。
吉田一将が投じたフォークが甘く入り、
WBC戦士・中田翔がレフトへはじき返す。
抜群の角度で上がった打球におもわず息をのむ。
ボールを目で追うも、霧雨が視界を遮り、
数秒後、
白球はTのグラブの中へ

安堵の溜息がこぼれました。

4点差が2点差となり、
あの時と同じ、いやな空気が流れましたが、
黒木、平野がなんとか抑え、
4-2でオリックス勝利
これで借金完済です。

2014年以来の借金0。
ひとえに、長かった。



 ロメロメロメロ

ヒーローインタビューには、金子と西野が現れましたが、
今日のヒーローは、まちがいなくロメロでしょう。

右に左に、そしてきょうは真ん中に。
3試合連続の本塁打

ロメロが打てば勝つ
これぞ四番の仕事です。

ただ、心配は、腰の張りで途中交代となったこと。
右に後ろに走り回った3回の守備が原因です。

スコアが表すように、
ロメロが抜けた4回以降は無得点。
点が入る雰囲気すらありませんでした。

吉田がいないいま、
ロメロが抜けるとなると、
飛車角落ちの、あまりにも貧相な打線となってしまいます。

わずか一週間で、オリックスに不可欠な存在となったロメロ。

いま、
ロメロにメロメロです。



 金子と伊藤

エース金子が今季初勝利
内容はいま一つでしたが、要所要所を抑えるピッチングで6回2失点。
女房役として伊藤が戻ったのが大きかったと思います。
若月と組んだ開幕戦でみられたテンポの悪さが、今日はみられませんでした。
今後も、金子のときは捕手伊藤となりそうです。

キレのあるストレートでカウントを稼ぎ、
最後は外へのスライダーというパターンで2奪三振の黒木

嫌な中嶋卓也をゲッツーに仕留め、
勝利を手繰り寄せた平野

万全とはいかないまでも、ともに力でねじ伏せました。
頼もしい二人です。



 貯金生活へ

3日で3つと、一気に膨れ上がった借金を、
同じく3日で完済。
想定外の結果に、ひどく戸惑い、そして喜ぶ自分がいます。

2014年以来の無借金生活。
事実としてそれは嬉しいのですが、
あくまで借金0。
貯金ができたわけではありません。

ただ、
昨年あれだけ弾き返された3連勝の壁をいとも簡単に突破した2017年オリックスに、
期待を抱いてしまうのも、これまた事実。

さあ次は、
あの2014年以来の貯金生活へ

ロメロが軽症であることを祈りつつ、
コークの左腕に託しましょう。




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