~オリックス、ロメロと3年契約締結 の巻~
ロメロ
8月5日、スポーツ報知の記事です。
オリックスは4日、本紙既報通りステフェン・ロメロ外野手(28)と来季から3年契約を結んだことを発表した。
年俸は250万ドル(約2億7500万円)プラス出来高。年俸85万ドル(約9950万円)で今季から加入したロメロは開幕から4番に座り、けがで離脱した危機があったが、ここまで63試合に出場。打率3割、19本、45打点と貢献している。性格も真面目で、球団は交流戦中から残留に向けて交渉を行ってきた。
オリックスの外国人選手としては異例の3年契約となり、長村球団本部長も「過去には記憶にない。打撃も守備も総合的に評価している、来季のチームに必要な戦力だとはっきりと認識できた」と説明した。ロメロも「うれしい。長く日本でプレーできるようにしたい」と残留を喜んだ。
喜ばしいことです。
後半戦入ってややスランプ気味だったロメロ。
その頃には来季以降の契約ほぼ確定の記事も出ており、やや勇み足だったかと少しだけ心配しましたが、
そこを抜けてからは猛打復活。
1カ月の休みがあったにもかかわらず、本塁打数を早々と20本の大台に乗せ、
チームに欠かせない存在となっています。
振り返れば、後半戦8連敗の大きな原因はロメロの不振。
つまりそれだけロメロの存在が大きいということ。
ロメロが打てば勝ち、
打たねば負ける。
それだけの存在です。
打撃・守備のみならず、試合中そして練習での姿勢もよく、
そのことが3年という長期契約を結ぶに至ったのでしょう。
なにはともあれ、吉報です。
マレーロ
新打線の三番を担う、マレーロ。
長距離砲としての期待通りの活躍をみせてくれています。
打率もまさかの3割超えで、こちらも優良外国人と呼んで差し支えないでしょう。
一時期なぜスタメンを外れていたのか理由は定かではありませんが、
戻ってきてからはロメロ並みの活躍。
全力疾走も欠かさず、こちらも早いうちの来季契約締結を望みます。
ヘルメン
そしてもう一人、ヘルメン。
いまやオリックス第3のクローザー。
平野復帰までの期間限定とはいえ、
その平野の復帰はいつになるか未定。
シーズン終了までの可能性も十分にあり得ます。
オープン戦後半打たれまくったにもかかわらず開幕一軍。
そして案の定打たれて二軍。
それをもう一回繰り返して、3回目の一軍登録で掴んだクローザーの座。
その当時の印象があり、全幅の信頼を置くことはまだできませんが、
徐々に頼もしくなってきました。
投球前の独特のしぐさも、
レッドソックスの最強クローザー・キンブレルを彷彿とさせます。
キンブレル並みの成績を残してくれれば、それはもう文句なしです。
雪辱
ここにディクソンも加わり、外国人は固定。
故障明けのモレルもファームの試合に出ているものの、呼ばれる気配もなし。
この強力助っ人4人衆で、
波に乗るレオ退治といきたいところです。
明日の先発はきっちり10日休んで、エース金子。
前回のカードは今季終了を告げた屈辱の3連敗でした。
地元京セラで雪辱といきましょう。