~オリックス、1安打で完敗 の巻~
手も足も出ず
3カード連続でカード初戦を勝利し、
過酷な9連戦の勝ち越しを決めたオリックス。
気が緩んだわけではないでしょうが、2戦目はソフトバンク先発の武田に、手も足も出ず。
完敗でした。
ルーキー福田の1安打のみ。
振り返れば、
開幕戦も千賀の前に、ルーキー山足の1安打で完封負け。
WBC日本代表投手に力負けといったところでしょうか。
ロメロ
吉田正尚が二番もしくは一番に入ることで、打線のつながりは出てきたものの、
それ以降の打者が吉田を還すバッターができるかが大量点になるか否かの分岐点。
その役割の大部分を担っているのが、助っ人二人。
ロメロとマレーロ。
開幕一ヶ月が経ち、いい時期もあったものの総じて不振のロメロは打率,188。
それでも打点を稼いでくれればよいのですが、打点10はあまりにも物足りず。
一二番の出塁数の差はあるにせよ、西武の四番・山川の1/4という現状は寂しすぎます。
外国人4人体制の弊害
ファームにいる野手のプロスペクトは園部くらいで、
数字は出ていないものの、いい当たりが続いている中島の起用を増やすこと以外、
両外国人の復活を待ち続けるほかはなく。
これまで幾度も俎上に載せ批判もし、警鐘を鳴らし続けてきた、外国人4人体制の弊害が現実味を帯びてきました。
ただ私の見立てでは、
主に野手二人の故障離脱と中継ぎ投手不足を危惧したものであり、
今回のような二人ともの不振(特にロメロ)は予測の外にあり。
動く
補強に関しては、やりすぎるということは決してなく、
3年の大型契約を結んだからやってくれるだろうや、
2年目の今季は日本人の攻め方にも慣れたから大丈夫だろうとの希望的憶測を根幹とするのは無謀で、
臆病になるくらいがちょうどよく、
元オリックス監督岡田彰布のように最悪の事態を想定して動いていくのが本筋。
もちろんこの両助っ人の調子が上がってくるのがベストも、
借金を抱えるチーム事情を鑑みると、待ち続けるほどの余裕もなく。
まだまだAクラスに手が届き、優勝すらも不可能ではないこの時期に、
いや、この時期だからこそ
動く必要があります。
誰か一人下に行くという緊張感を与える意味でも、あと一人(ないし二人)助っ人を加えるのは決して悪いことではなく。
以前と違い、いい選手を連れてくれる目もあるのだから。
柳田に敗れる
オリックス先発の山岡、
柳田に敗れました。
もともと力があり、さらに現在好調の柳田を抑えるのは、山岡と言えど至難の業。
ゆえに、前後の打者を塁に出さないことが肝要。
ともに二割を切る、今宮とデスパイネに打たれたのが痛かった。
最後は田嶋
ソフトバンク、西武、ソフトバンク。
試練のゴールデンウイーク9連戦も残り一試合。
最後は中5日で田嶋。
約1ヶ月の間に3試合目となるソフトバンクとの対決。
その偏りは基本的には打者有利に働き、
中5日の疲労もあり、
さらにはあと一本に迫った内川の大記録を待つ観客の熱気もある。
厳しい条件下での戦いとなりそうですが、
それらを吹き飛ばせる田嶋のストレートに、期待をかけます。
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