祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

ロメロ

~オリックス、さあ再出発! の巻~




却下

オリックス、または球界を揺るがす誤審問題に、とりあえずの結論が出ました。
NPBは、試合のやり直しを行わないとオリックスに通達。
オリックス側は引き続き要望はしていくも、ここから結論がひっくり返ることはまずなく。

いろいろと書きたいこともありますが、
この件に関してはまた日を改めて。

誤審後最初の試合、敗れはしたものの選手からはひたむきさや気合を感じることはできました。
選手がいろいろな思いを内包しながらも、前を向いて戦っている。
であればファンもそうでないと失礼。

プロ野球という最高峰のゲームを純粋に楽しみ、
オリックスという私にとって最高のチームを精一杯応援し勝利を願う。

ファンもいろいろな思いを内包しながら、
今日も試合を楽しみ、オリックスの勝利を願います。



ロメロ

対するは強力打線の西武。
前回のソフトバンク戦でも感じたことですが、
パの球団と対峙すると、我がチームの攻撃陣の貧弱さにため息が出てきます。

その野手陣、
五番・ロメロの本塁打で先制、
四番・吉田正尚が追加点と五回までに3点を取り、オリックス先発のアルバースを助けます。

ロメロはここ4試合で3本目のアーチ
調子が上向いてきました。
今年のロメロ、開幕当初からストレートに差し込まれる場面が多く、その点が正直心配でした。

打者の衰えは直球への反応に如実に表れます(日本人でもそうですが外国人に特に顕著)。
晩年のブランコなぞ、哀れなものでした。




対ストレート

今日のロメロの2本のヒット、
第一・第二打席ともに高めの146キロのストレートを引っ張ってのもの(この攻め方にも上記の弱点が表れています)。

私的には特に第一打席のヒットを高く評価しています。

四回のツーランは走れない吉田正尚を一塁に置いてのものなので、その価値はいよいよ高く。

吉田の後の打者が好調であれば、
吉田と勝負せざるを得ない場面が増えてきて、得点期待値はいよいよ膨らむことに。
その役を担えるのは、現状ロメロのみ。

ロメロの復調がチームのカギを握っています。




アルバース

オリックスの先発は、安定のアルバース。
今日もテンポの良いピッチングを披露。

西武打線の粘りにあい、5回1/3での降板となりましたが、失点2にまとめました。
非の打ちところがないという投球ではなかったものの、十分でしょう。

土曜の雨天中止のおかげで、
アルバースを週頭の火曜にもってくることができました。

これは実に大きいこと。




黒木優太

六回、二死から四球にヒット2連打で降板となったアルバース。
後を継いだのは、ここ最近、救援失敗が続く黒木。

ただ今回は過去二回と違って、右打者の場面で登場
二人を斬って、久しぶりに仕事を果たせました。

いままで黒木が務めていたポジションは、今日も含めて14試合連続無失点の吉田一将に移りました。
イニング途中での登板が増えそうですが、
黒木はまだまだ働いてもらわなくてはいけない投手です。




再開後、誤審後初勝利

黒木が一打同点のピンチを凌ぎ、
八回、二死一二塁のピンチを招いた山本を、大城が好ポジショニングで助けると、
九回表、その大城がヒット2本の西野を二塁に置いて、センター前に転がし欲しかった追加点を挙げる。

そしてその裏、パリーグ・ナンバーワンのクローザー・増井浩俊が三者凡退で抑え、
リーグ再開後、そして誤審後初となる勝利を、手にしました。

二死から安達に送らせて若月で勝負という、福良の犠打信奉を除くと、
実にすばらしい戦いぶりでした。

オリックスらしい戦い方はできてはいましたが、
やはり勝負に勝たないと、満足はできないものです。




再出発

もちろん、今日の勝利で誤審問題を一掃、とまではいきません。
しかし
今日の勝利でだいぶ拭えたのは事実。

今日のアルバースで負けるとどこまでも沈むのでは…と本気で危惧していただけに、
久しぶりの勝利の味は格別のものがあります。

誤審の被害者となり、同情の声も多いオリックス。
落ち込む背中にかけられた優しい声に甘えても、なにも生まれません
その温かさはありがたく受け取り、
あとは上を向いて戦うのみ

上を振り向くと手が届くところに獅子の尻尾あり

さあ再出発
悲しき過去は捨て、勇猛果敢に突き進むだけ。



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