~オリックス・榊原翼、台湾で苦しむ の巻~
防御率9.69
台湾で開催中の2018・アジアウインターリーグ。
オリックスからの派遣は、K-鈴木、榊原翼、稲富宏樹、西浦颯大、佐野皓大の5人。
彼らが所属するウエスタン選抜は2勝9敗1分けと最下位を独走。
その一因として投手陣の不振が挙げられますが、
その一端を担っているのが、榊原翼の乱調。
2試合に先発し0勝2敗。
防御率は壊滅的な9.69。
厳しい数字が並んでいます。
WHIP2.23
西が抜け金子が抜け、先発枠に空きができたオリックス。
アルバース、ディクソン、山岡、東明、念願叶えば山本の4~5人は確定。
その後に続くのが、今シーズン終盤、先発として快投をみせた榊原翼。
あのピッチングがあったからこそ、今季4勝の金子が抜けてもと楽観ができ。
にもかかわらず、ほぼ二軍相手にこの成績。
WHIPも2.23とこちらも厳しい。
榊原翼、山崎颯一郎、山本由伸
先発6番手を争うライバル・K‐鈴木も2度の先発を任されも、1勝1敗。
こちらは防御率1.32にWHIP0.95と、フェニックスリーグからの好調を維持。
だからこそ余計に榊原の不調が目に付きます。
榊原に山崎颯一郎、そこに山本由伸を加えての20歳トリオはオリックスの未来、そして宝。
彼らがローテに加われれば間違いなくオリックスは投手王国に。
西と金子の今季の投球回数は合わせて262回1/3。
この穴をいかにして埋めるかとマスコミは喧しいですが、勝ち星はともかく、そこは誰かが投げることで自然と埋まるもの。
それを担うのが、榊原や山崎颯、K-鈴木(それに山本)であれば嬉しい。
金子弌大
改名しての日本ハム・金子千尋改め金子弌大。
入団会見では髪を整え黒く染め、35歳のルーキーを表現。
環境を変えなければ初心に戻れないというのであれば、それはもう、別れも必然。
「今まで経験したことのない優勝というところに向かって、できることを全てやりたいと思っています」
「やり残したものは何かと言われたらそこ」
複数年契約を結んだこの4年。
自分自身のなかで、
できることをすべてやれたのか?
やり残したことはないのか?
移籍は別に構わないのですが、
一ファンとして聞いてみたい。