祈優勝! オリックスバファローズ

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榊原翼

~オリックス・榊原翼、連続QSクリア10試合でストップ の巻~




6球で1点失い、8球で2点失う

安定感抜群の榊原が今日の先発。
投げてみなければ分からない投手が成長を遂げ、試合を壊さず作り続け、積み上げたQSクリアは連続10試合
今季初登板となった開幕3戦目を除き、登板すべての試合でQSをクリア。

その榊原に対し、いきなり牙をむいた西武打線。
先頭の秋山がボール2からストライクを取りにきた直球を捉えライト前。
次打者源田が3球目を叩いて右中間を破るスリーベースで1点先制。
さらに三番・外崎が2球目のスライダーをツーベースで2点目。

6球で1点失い、
8球で2点失う

電光石火の先制パンチは、吉田正尚2試合連続のスタメン落ちのオリックスには重いハンデとなりました。



ストップ

その榊原、このピンチを2点で凌ぐも、三回の3点目が試合的には痛かった。
五回、山川を併殺に仕留めQSクリアの可能性を残しましたが、98球となったここで交代となり、連続QSクリアもストップとなりました。

調子は決してよくはなかったものの、なんとか踏ん張りもう1イニングというところまで来たわけですからここは投げさせてあげたかった。

記録は止まったとはいえ快挙であることは間違いなく、この記録は榊原にとって大きな財産となったことでしょう。



中継ぎ成瀬の試投

その榊原に代わってマウンドに上がったのは、ブルペン転向の成瀬善久
試投の意味合い込みでの成瀬の中継ぎ登板ですが、まだ3点差でどうなるか分からない場面での成瀬登板は疑問。
低めにコントロールできれば抑えられるものの、低めに投げきらなければバッピのように打たれまくる。
決定的な3点を追加されて、完全に勝負あり。

成瀬を登板させるならば榊原続投ですし、
さらに、3点奪われ6点差となってから比嘉を登板させる意味はなし

首を傾げる継投でした。



頓宮、二軍降格

首を傾げるといえば、頓宮の二軍降格

吉田がスタメン落ちでいよいよ長距離砲がいなくなったオリックスのラインナップ。
その候補になり得る頓宮を落とす必要があったのか。

捕手再転向の頓宮、三塁も一塁すらも守らせることはなく起用とならば昨日のように指名打者もしくは代打となるわけですが、その頓宮が降格したということは、吉田正尚を指名打者で起用しその枠が埋まるということ。
そう思いきや、スタメンに吉田の名はなく。
守れない走れない選手が二人いらないという判断なのでしょう。

代わりに上がってきたのは、マレーロ。
頓宮と違い一塁を守れますが、それでも吉田がスタメンから外れているなかで長いのが打てる頓宮を代わりに落としていれば欠点補強にならず。

もしくは長打力不足をチームの欠点と思っていないのか



手応えのない敗戦

結果は散発4安打で完封負け。
リードしていればまだ戦えますが、
一点でもリードされれば、
逆転できる気がせず、点が入る気がせず。

初回の後藤のライトフライがフェンスを越えていればまた違った展開になったとは思いますが、これこそタラレバ。

5連勝を一瞬で忘れ去ってしまうくらいに手ごたえのない敗戦でした。



増井浩俊、吉田凌

七回は増井浩俊
大量ビハインドでの復帰登板。
状態的には以前とさほど変わらずで、クローザーは当然ディクソン。

八回は2年ぶりの登板となった吉田凌
下で十分な結果を残しての一軍昇格となった吉田の課題はストレート。
2年前も同課題もそのときの登板に比べ、球速と制球力は増してますが、球威はまだまだ物足りず
K‐鈴木のように体に芯が入れば変わってきます。
まだ時間はかかりそうですが、成長は確か。



西村流(もしくは福良流)負のスパイラル

連勝は5でストップ。

今日で分かったように、先発が崩れれば(それでも5回3失点ですが)、リーグワーストのチーム防御率の西武相手でも苦しい。

これで今季8度目の完封負け。
貧打のチーム、
1点、1点と涎を垂らして欲しがって犠打に走り、かえって得点力が低下するという西村流(もしくは福良流)負のスパイラルに陥らないことを祈るばかりです(昨日の試合を観るとすでに陥っている気もしますが)。



-榊原翼
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