～オリックス・榊原翼、タイムリーなし内野ゴロ3つで3失点 の巻～
榊原翼
週頭の火曜。
先発は山本でなく榊原翼。
その榊原、いつもの制球難が初回早々に顔を出し、先頭打者から二者連続四球。
一死後さらにもう一つ与えて1イニング3四球。
結果、適時打なしノーヒット、内野ゴロ2つで2点を失う最悪の立ち上がり。
三回も四球が絡んで、内野ゴロでさらに1点を献上。
勢いだけで押せるほどの球威もなく、K/BB：0.81。
あれから、もう6年
追いついてもらった直後の六回表に3連打を集められて勝ち越された榊原は、ここでお役御免。
3安打すべて変化球が高めに浮いて、ここが限界。
来季に繋がるなにかが欲しかったのですが。
満塁のピンチで登場したのは、比嘉幹貴。
樋口には最後ビシッと内に投げ込み見逃し三振、清水には外スラで空振り三振。
若手相手に格の違いをみせつける投球。
本日ソフトバンクがパリーグ優勝を決めましたが、2014年優勝決定最後のマウンドに上がっていたのが比嘉。
あれから、もう6年。
首位打者争い
2点を追う九回裏。
二死から三番・安達がセンター前に運んで、バッター・吉田正尚。
アウトローにスライダーを4球集めた宮西。
その4球目のスライダーに、吉田にしては珍しく体勢を大きく崩されての空振り三振でゲームセット。
今日は全力疾走で稼いだ内野安打1本だけで、4-1。
明日からは柳田も個人主義で戦え、近藤を含めた首位打者争いは熾烈さを増します。
スケールの大きさ
各誌で昨日行われたドラフト講評が行われていますが、オリックスドラフトに対しての批評で目につくのは、「高校生3人の育成重視は結構も、長期低迷に悩む最下位チームの指名としては不適では」との意見。
個人的には大学社会人の選手の指名をまったく否定しませんが、今季は上位数人を除きそこまで魅力的な選手がおらず、それならばとスケールの大きな高校生指名に偏ったことに対してなんら違和感を感じません。
1位指名した佐藤も含め、器の大きさを最重視した今回の選手指名。
来年のサブレギュラーよりも3年後のレギュラー。
それが狙える3人だと思いますし、（今年は）それでいいと思います。
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